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角田裕毅、コンビ組むガスリーは「すごいドライバー。彼から学び、ドライビングを改善したい」

角田裕毅は2021年シーズンのF1でチームメイトとなるピエール・ガスリーを“本物の実力を持ったドライバー”と評し、多くのことを学びたいと語った。

Yuki Tsunoda

写真:: Getty Images / Red Bull Content Pool

 2021年からアルファタウリ・ホンダのドライバーとしてF1デビューを果たす角田裕毅は、12月21日(月)にオンラインで行なわれた記者会見に出席。メディアからの様々な質問に答えた。

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 F1では初めての2000年代生まれドライバー、そして2021年のグリッドでは最年少のドライバーとなる予定の角田。彼は幼少期からF1を意識していた訳ではない。角田は4歳からレーシングカートを始め、16歳でフォーミュラカーレースへの参戦をスタートしたが、当時は目の前にあるレース、そしてそのひとつ先にあるステップにしか目を向けておらず、F1を本格的に意識し始めたのは2019年にレッドブル育成ドライバーとして渡欧して以降だという。

 以前motorsport.comのインタビューでも語ったように、角田のレース人生の根底を支えてきたものは「F1ドライバーになりたい」という想いよりも「誰よりも速く走りたい」という純粋な欲望なのだ。

 そういった背景もあり、「目標としているドライバー、憧れているドライバーは?」という質問にも「あまりいない」と答えた角田。しかし、来季戦うことを楽しみにしているドライバーはいるという。

「戦ってみたいと思うドライバーは、ルイス・ハミルトン選手、マックス・フェルスタッペン選手、そしてフェルナンド・アロンソ選手です。特にハミルトン選手とアロンソ選手に関しては、僕が7、8歳くらいの時に富士スピードウェイで見たF1に出場していました。僕が小さい頃に見ていた選手と一緒に走るということは今でも想像できないですし、楽しみは部分ではあります」

 そして何と言っても、角田がF1に参戦する上で最も重要なライバルとなるのが、チームメイトのピエール・ガスリーだろう。ガスリーはまだ名称がトロロッソだった2017年シーズンの途中でチームに加入。2019年にはレッドブルに昇格し、シーズン途中でトロロッソに降格させられるなど悔しい経験もしたが、その後チームに2008年のセバスチャン・ベッテル以来となる優勝をもたらした。

 他のカテゴリーのようにシャシーがワンメイクではなく、チーム間の開発競争が繰り広げられるF1において、同じマシンを駆るチームメイトを倒すことがまず最初の課題だ。角田は来たるシーズンに向け、「ここならガスリーに対抗できる」と感じる部分を見つけているのだろうか?

「僕もそこが一番気になっているところです。正直まだ分からないですね」

 角田は微笑しながらそう答えた。

「ガスリー選手とは一度も一緒に走ったことはないですし、彼がどういう走りをするのかは分かりません。僕がアブダビでのレースに帯同している時に、クビアト選手とのデータを比較した上でどこがクビアト選手に優っているのかや、ブレーキングでどういう踏み方をしているのかを見ましたが、僕(のデータ)と比較した上でどこが強いかはまだ未知なところがあります」

 そう語った角田だが、彼はFIA F4参戦中の2017年、日本にやってきてスーパーフォーミュラを戦ったガスリーの驚異的な走りを目の当たりにしており、彼から多くのことを吸収したいと語った。そして最終的にはガスリーを上回るパフォーマンスを目指すとしながらも、シーズン前半はあくまで自分の“攻めの走り”を貫き、自らの限界値を探りたいと結んだ。

「ガスリー選手は僕がF4を走っている時に日本のスーパーフォーミュラで走っていました。最終戦が天候の影響で中止になったこともあってチャンピオンを逃しましたが、日本に来て1年目、しかも言葉の壁も大きい中であと少しでチャンピオンを獲れるところまで来ていたすごいドライバーです。彼の実力は本物だと思います。彼から学べるところはあると思うので、それを自分のドライビングの改善に役立てて、最終的には彼を負かすようなシーズンができればなとは思っています」

「ただ自分としては、シーズン中盤まではガスリー選手のことをあまり気にせずに、自分の攻めるスタイルを貫いて、走りに磨きをかけたいと思っています」

 

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