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フェラーリ、”今後”を見据えたコンセプト変更「厳しい決断だったが、新しい扉を開く機会」

フェラーリは、サイドポンツーンのコンセプトを変更するという”厳しい決断”は、今後マシン開発を進める上で必要なことだったという。

Carlos Sainz, Ferrari SF-23

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 フェラーリはF1スペインGPで、サイドポンツーンのコンセプト変更を含むアップデートを導入した。2022年から使用してきた独自のコンセプトを放棄する結果となったが、これは簡単な決断ではなかったという。

 フェラーリは2022年から、上面内側に空気を流すインウォッシュ型のサイドポンツーンを使用。その窪んだ形状から、バスタブと形容されていた。

 しかしチームがスペインGPに持ち込んだ新しいサイドポンツーンでは、内側のくぼみが細長い溝状に変化。外側の部分は多くのチームが採用しているダウンウォッシュ型に近い形状となった。

 フェラーリは長い間、オリジナルのデザインが競争力を発揮すると確信していたが、現状を分析した結果、アプローチを変更する方が長期的に利益をもたらす可能性があることが明らかになったという。

 フレデリック・バスール代表は、サイドポンツーンの変更はチームにとっては簡単な判断ではなかったものの、トップに返り咲くためには必要な決断だったと説明している。

「これは我々にとって、将来的な開発のための新しい扉を開く機会であり、それは非常に有望だ」

「それは我々が、この道にコミットしたということなんだ。今後数週間、我々に何がもたらされるか見てみよう。厳しい決断だったが、我々は決めたんだ」

 カルロス・サインツJr.はFP1から新サイドポンツーンを試したが、シャルル・ルクレールはFP1で旧型を使用。比較テストを行なった後、FP2から新型を搭載している。

 新パーツによる短期的な効果を判断するのはまだ時期尚早だが、ルクレールの第一印象はポジティブだったようだ。

「フィーリングはかなり良い」と、ルクレールは言う。

「新しいパッケージを最適化するにはまだ多くの仕事をしなくちゃいけないけど、かなり良い感じだった」

「もっともっとプッシュして、これまで行けていないところまで到達するためには、一歩一歩前進していく必要があるだろう。時間がなかったからね」

 今回のアップデートは長期的なパフォーマンス向上、特にレースペースの改善を目指したものだが、バスールはすぐにそれがラップタイムに現れるのは楽観的過ぎると話した。

「このアップデートによって、一歩前進することを期待している。大きな歩幅ではなくても、一歩進むんだ」

「開発という点では、将来への扉を開くことになる」

「この先、数レースで他のアップグレードも行なわれる予定だが、それもまた別の方向へ進むチャンスだ。しかし、今回のことでも、一歩前進することができると期待している」

 
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