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F1レースディレクター、メキシコGPでドライバーと話し合いを予定「ライコネンの裁定は”際どかった”」

F1レースディレクターのマイケル・マシは、アメリカGPでの裁定を巡って、ドライバーたちとの話し合いを計画しているようだ。

Antonio Giovinazzi, Alfa Romeo Racing C41, Fernando Alonso, Alpine A521, and Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing C41

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 F1レースディレクターのマイケル・マシは、F1アメリカGPの決勝レースで、キミ・ライコネン(アルファロメオ)がコース外を走行しながらも、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)を追い抜いた際の裁定が際どいモノだったと明かし、ドライバーたちと話し合いをする予定だと語った。

 16周目、アロンソはターン1でライコネンと横並びに。ライコネンは縁石の外側を通るような形になったものの、アロンソの前をキープ。アロンソはポジションを戻すように求めたが、レースコントロールはお咎めなしの裁定を下した。

 アロンソは21周目にアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をターン12でオーバーテイクしようとしたが、コースオフしてしまった。ジョビナッツィの前に留まっていたアロンソにはポジションを戻すように指示が出された。

 レース後アロンソは、ライコネンにはポジションを戻すように指示がなかった一方で、他の動きにはペナルティを与えるという”奇妙な”判断に疑問を呈した。

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 この件についてマシは、インシデントの状況が明確に判断できるものではなかったと説明。次戦メキシコGPでドライバーたちと議論をすると語った。

「彼のフラストレーションは理解できる」

「ターン1での彼とキミに関する判断は、確かにギリギリだった。次のドライバーズミーティングでは、確かにそれについてドライバー全員で話し合うことになるだろう。なぜなら、このストーリーにはふたつの部分があったと思うからだ」

「言うまでもなく、オーバーテイクがあり、コース外への押し出しも見ている。オーバーテイク後の要素もある。だから次のミーティングで議論することになるだろう」

 マシは、ライコネンにペナルティが出なかったのは、そもそもアロンソがライコネンをコース外に押し出したとも主張できるからだと指摘した。

「それが際どい判断になった理由だ。ふたつの要素が検討され、それに基づいて『このままにしておこう』というギリギリの判断が下されたのだと思う。次のドライバーズミーティングで議論されることは間違いないだろう」

 アロンソは今回のインシデントについて、迅速な判断が必要だと示唆していたが、マシはきちんと検討することが重要だと強調した。

「重要なのは実際に見て、その周辺のあらゆる要素を見てみることだ。そして、各チームへの私の呼びかけは、あくまでも推奨だ」

「彼らはそれに従わないこともできるし、もし従わないことを選択したとしても、私にはそれを強制する権限はない。彼らが従わないことを選択した場合、私はそれをスチュワードに報告し、彼らはそれに応じた判断を下すだろう」

 また、アロンソがジョビナッツィへオーバーテイクをしかけてコースオフしたのは、自らの主張を強調するためではないかと訊かれたマシはそれを否定。最近FIAの裁定に対して、アロンソの名前がよく出てくるものの、ひとつひとつのインシデントを別々に平等に扱っていると語った。

「フェルナンドの無線は聞いていなかったが、言うまでもなく彼はコースオフしてしまった。私はチームにポジションを返すよう提案し、それが実現した」

「そしてその数周後、アントニオとフェルナンドに逆のことが起こり、アルファロメオにポジションを戻すよう指示したのだ」

「(アロンソにまつわる)インシデントが続いているのは変だと思うが、私は誰が関係しているかに関わらず、ひとつひとつのインシデントを見ている」

 

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