フレキシブルウイング問題、2022年も続く? マクラーレン「何らかの形で問題になるはず……」
マクラーレンのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、フレキシブルウイングは2022年もおそらく何らかの形で問題になるはずだと語った。
パーツの弾性を利用して空力的なアドバンテージを得る”フレキシブルウイング”は、F1において長年トピックとなってきた。
2021年シーズンも、激しいタイトル争いを展開したメルセデスとレッドブルが、お互いのウイングについて疑問を投げかけた。
5月に開催されたスペインGPの後、メルセデスはレッドブルのリヤウイングが曲がっているとして不満を持ち、6月にフランスGPで耐荷重テストが厳格化された。その他のチームも、ルール変更に対応するため、リヤウイングのデザイン変更を余儀なくされていた。
一方で、レッドブルはシーズン終盤のサンパウロGPを含む、様々なレースでメルセデスのリヤウイングを問題視。ウイングが過剰にたわんだ証拠である傷跡を見つけたと主張した。
FIAはカタールGPの週末に追加の調査を実施。不正行為の証拠は見つからなかったが、2022年に向けて、ウイング検査方法を改善することを検討すると発表している。
また、F1は2022年にレギュレーションを大きく変更する。フロントウイングとリヤウイングのデザインは根本的に見直され、グランドエフェクトに重点を置いたマシンとなる予定だ。
ただ、マクラーレンでテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーによると、各チームには空力パーツの弾性を利用する余地は残されているという。
キーはフレキシブルウィングは「何らかの問題」になるかもしれないと認めながらも、昨年この話題が注目された後だけに、厳しいレギュレーションによってチームが”攻略法”を見つけるのは難しくなるだろうと考えている。
「空力パーツの弾性に対する敏感さは変化しており、レギュレーションでもたわむ可能性のあるコンポーネントをいかにうまく管理するかということがよく議論されている」
「いくつかの検査はより厳しくなるだろう。例えばリヤウイングは少し厳しくなるはずだ。2021年に起こったことが2022年に引き継がれ、そのエリアに注目が集まっているのだと思う」
「2022年のフロントウイングは巨大だが、剛性に関する非常に厳しいガイドラインがある。必ず、いくつかトリックがあるとは思うが、簡単に攻略できるようなものはないと思う」
「クルマには、合法的に利用することができる、いくつかのパーツがある。2022年には、新しい”遊び道具”がいろいろできるわけだ」
「おそらく何らかの形で問題になると思う。しかし、チームやFIAが無視するようなことではない。正しく規制をするために注意が払われているのが明確な領域だ」
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