ガスリー、GP2時代の苦い経験明かす。スポンサー探しの際”詐欺”に遭うも「いい勉強になった」

アルファタウリのピエール・ガスリーは、GP2時代にスポンサー獲得のために動いていた際、ウガンダ人から詐欺に遭っていたと明かした。

ガスリー、GP2時代の苦い経験明かす。スポンサー探しの際”詐欺”に遭うも「いい勉強になった」

 F1の2021年シーズンが12月12日に行なわれたアブダビGPをもって終了。アルファタウリのピエール・ガスリーはランキング9位でフル参戦4年目のシーズンを終えた。

 そんなガスリーだが、彼はアブダビGPで行なわれた取材で興味深い過去の出来事を語っている。それは彼がF1参戦を目指してGP2(現FIA F2)に参戦していた頃の出来事で、人生最大の“冒険”のひとつだったという。

 2016年、ガスリーは前年のチャンピオンチームであるプレマに移籍するため、スポンサーシップをまとめようと動いていた。そしてあるスポンサーからの支援を取り付けたところ、ウガンダ共和国に飛ぶように誘われたという。

「僕はGP2で戦うために、スポンサーを見つける必要があった。それでウガンダへと飛んだんだ」と、彼は語る。

「プレマでレースをするための予算が必要だったんだ。そしてスポンサードしてくれる人物に会うことになっていた」

「当時は大統領選挙中で、国内は反乱の危険性も高かった。でもプレマでレースをしたいと思うなら、僕は資金を持ってくる必要があった……だからウガンダへ飛んだ」

「たぶん19歳の頃だったと思う。1日でチケットをとって、12時間後にはその人物と会うために飛んでいた。誰とも分からない人物にね。そして残念ながら僕はその人物には会えなかった。現れなかったんだ。資金も得られなかったよ!」

 レース活動資金の獲得という点では、この”遠征”は無意味なものとなった。しかしガスリーはこうした経験も、貴重な人生の経験になっていると、ポジティブにとらえている。

「アレは本当に冒険だったね。最初から最後まで、何も期待通りには行かなかった」

「母と一緒に向かったんだけど、ヨーロッパには戻れないんじゃないかと思っていた。でも実際に、人々の生きている状況や、貧困を目にして、そんな気持ちは吹き飛ばされた」

「一種の貧困街のような所も経験した。その経験は、世界にこういった場所があり、貧困がいかに人々に影響を及ぼしているのかを理解させられた」

「帰路では文無しだったし、実際航空券で損もした。でも、人生におけるいい勉強になったよ」

 
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