ハミルトン、連勝も視野に? ハンガリー初日メルセデスワンツーに「いいスタートが切れた」と楽観視
メルセデスのルイス・ハミルトンは、第11戦ハンガリーGPの初日を2番手で終えたが、レースウィークの先行きを非常に楽観視しているようだ。
Lewis Hamilton, Mercedes W12
Charles Coates / Motorsport Images
ハンガロリンクで開幕を迎えたF1第11戦ハンガリーGP初日は、メルセデス勢がワンツーを記録。FP2ではバルテリ・ボッタスがトップタイム、ルイス・ハミルトンが2番手でセッションを終えた。
ボッタスとハミルトンの差はわずか0.027秒と僅差であり、3番手につけたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に対しては0.271秒の差をつけた。
またハンガリーGP初日は気温が30℃、路面温度も60℃を超えるなど非常に暑いコンディションに。ドライバーにとってはタイヤマネジメントの面で難しさを突きつけられていた。
ハミルトンもこのコンディションには“焼け付くような暑さだ”とこぼすほどで、初日の走行で体重が3kg減ったはずだとも予想していた。しかし、それでも今回の走行ペースには励まされたと、好調な滑り出しに楽観的な見方を示している。
「バルテリ、そして僕がワンツーに並んでいるのは、チームにとって素晴らしいことだ。あとは改善していくだけだ」
ハミルトンはそう語る。
「僕たちは今夜、マシンをもう少し調整する作業が必要だけど、いいスタートが切れた」
「この非常に高い気温でも、僕はかなり楽観的に見ている。というのも広範なマシンバランスが間違いなく改善できていると思うからだ。それが確かなら、同じようにレースでもいい位置につけると思う」
「でももちろん、涼しい気温で走れればもっと良い。タイヤには(高温は)嬉しいものじゃないし、殆どの場合こうした温度は好ましくないからね」
またボッタスはトラックコンディションについて“フィンランドのサウナみたい”と例えたが、それでも好パフォーマンスを示すことができたのは、メルセデスの高温環境での進歩を証明するものだと語った。
「最近は、暑いコンディションでも改善してきていると思う」と、ボッタスは言う。
「そんなに悪くないし、今日はその証明になった。僕らが悪いポジションに居るとは思わない。もちろん初日の段階でライバルの手札を全て伺うことはできないけどね」
「FP1ではマシンバランスについてかなり作業が必要だったと言わざるを得ない。でも素早く対応したし、すぐに改善され始めた」
「明日もまだ先がある。ただポールポジション争いに参加できそうだというのは、とても良い。モチベーションを上げてくれるよ」
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