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レッドブル、フェルスタッペンとの契約に”解除条項”の存在認める「ただ重要なのは人間関係」

ルイス・ハミルトンが2021年限りでF1を引退した場合、メルセデスはマックス・フェルスタッペンをその後任に据える可能性があるとレッドブル陣営は考えており、併せてフェルスタッペンとの間には契約解除に関する条項が存在することを認めた。

Max Verstappen, Red Bull Racing, 2nd position, congratulates Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1, 1st position, in Parc Ferme

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、マックス・フェルスタッペンとの契約に”解除条項”があることを認める。しかし重要なのは人間関係であると主張し、もしフェルスタッペンにメルセデスからのオファーが舞い込んだとしても、心配ないと示唆する。

 メルセデスは先日、ルイス・ハミルトンとのドライバー契約を延長したことをついに発表した。昨年王座を獲得しながら、なかなか契約延長が発表されない状態が続いたため様々な憶測を呼ぶことになったが、とりあえずの決着はついた格好だ。

 しかし、彼らが契約を延長したのは2021年の1年のみであり、来季以降はどうなるのかということについて、改めて色々な噂が飛び交うことになった。

 仮にハミルトンが2021年限りでF1から引退することを決断した場合、その後任最有力と考えられているのはフェルスタッペンである。フェルスタッペンは、レッドブルと2023年までの契約を結んでいるが、チームやマシンのパフォーマンスが満足できるものではなかった場合、この契約を早期に解除することができる条項が存在するという。

「全てのドライバーは、パフォーマンスの面でセーフガードを手にしている」

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーはそう語った。

「マックスとの契約には、パフォーマンスに関する条項がある。その詳細については説明しない。パワーユニットとは全く関係ないよ。ある一定の期間で測定されるパフォーマンスについてだ」

「ドライバーを引き止めるには、契約よりも人間関係が重要なんだ。私の経験では、何か問題が発生した場合にのみ、契約内容を持ち出すことになる」

「マックスとの関係は非常に強固なものだ。彼はこのプロジェクト、そして我々がやっていることも信じてくれている。彼はレッドブルが行なっている投資の内容も知っているし、パワートレインに関する最近の取り組みについてもよく理解している。そして、チームで働いている人たちのことも信頼しているんだ」

「だから、契約条項を持ち出す必要はないと確信している。競争力のあるマシンを提供できるかどうかは、最終的には我々次第だ。それが彼が求めているモノであり、我々の望みでもある。そして彼は、それを必要としているんだ」

「そういった点で、我々はお互いに同じような状況にある」

 ハミルトンが引退するならば、メルセデスはフェルスタッペンに接触するのではないか? そう尋ねられたホーナー代表は、フェルスタッペンが後任候補リストのトップになるのは当然のことだと語った。

「ルイスが引退を決意したならば、当然マックスが後任候補リストのトップになるだろう」

 そうホーナー代表は語った。

「確かに彼らにはジョージ・ラッセルもいるし、他のドライバーを選ぶこともできる。でもさっきも言ったように、そうなるかは全て、我々とマックスの関係性、そして競争力のあるマシンを作り出せるかどうかにかかっていると思う」

「2022年の保証はない。完全に白紙だ。勢力図が大きく変わるならば、それはレギュレーションの大変更に伴ってのモノだろう」

 メルセデスはハミルトンのみならず、チームメイトのバルテリ・ボッタスも今季限りで契約が切れることになっている。また同チームのジュニアドライバーであるラッセルも、現所属チームであるウイリアムズとの契約期間が終了すると、フリーエージェントになる。

 この状況をさらに難しくしているのは、ホーナー代表も言うレギュレーション変更だ。本来は2021年に導入される予定だった新しいテクニカルレギュレーションは、新型コロナウイルスによる財政難の影響を受け、2022年からの導入へと延期。この新レギュレーションによりマシンのコンセプトは一変することになるため、2021年から2022年にかけ、勢力図が大きく変わる可能性もある……例えば2009年のようにだ。

 つまりチームを移籍することが吉と出るのか、凶と出るのか……それを事前に判断するのは、実に難しい時期だと言えるだろう。

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