F1

女性ドライバーのF1進出は今後数年以内に? アストンマーティンのホーキンス「私はそう確信しています」

アストンマーティンF1のドライバー・アンバサダーを務めるジェシカ・ホーキンスは、数年以内に女性F1ドライバーが誕生する可能性を信じており、F1アカデミーがそのためのサポートを担えると考えている。

Lydia Mee

公開日時: 2026/08/11 23:08

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Jessica Hawkins, Aston Martin Racing

Jessica Hawkins, Aston Martin Racing

写真:: Aston Martin Racing

 現在アストンマーティンのドライバー・アンバサダーを務め、かつてWシリーズにも参戦したジェシカ・ホーキンスは、女性ドライバーがF1にたどり着く日が近づいていると主張。F1と併催されるF1アカデミーの存在価値を評価している。

 ホーキンスは2023年にハンガロリンクでアストンマーティンAMR21をドライブ。女性ドライバーが近年のF1マシンをドライブするのは、約5年ぶりのことであった。

 そのホーキンスがポッドキャスト番組「ロード・トゥ・サクセス」に登場。女性ドライバーがF1に登場する時期が近づいていると語った。

「あと数年はかかると思いますが、必ず実現すると信じています」

 ホーキンスはそう説明した。

「そんなことにはならないと思うと言えば、それは嘘をついていることになります。だって、私はそうなる(女性ドライバーが近年中にF1にデビューする)と信じていますから。もし『ない!』と言えば、それは私の信念の全てに反することになります」

 ホーキンスは、体力不足が原因で、女性がF1に挑むのは難しいという考えを否定した。ホーキンス自身はF1マシンをテストした際に首に痛みを覚えたが、これは女性だからではなく、F1に乗るための準備が不足していたのが理由だと説明。女性でも、F1マシンの負荷には十分耐えられると語った。

「女性には、F1で戦うのに十分な体力があると、私は確信しています」

 そうホーキンスは続けた。

「私自身、レース距離の半分をF1マシンで走った経験があります。それを考えれば、レース距離を走り切ることも十分にできたと思います。でも、首がキツかったんです。本当にキツかった。でも、F1マシンに初めて乗るドライバーならば、誰もが首に苦しむとものだと思います。私が女性だからというわけではないです」

「それは、F2に出場していなかったからということもあります。その手前のF3にだって出場していません。F1ドライバーであっても、1年ぶりにF1マシンを走らせれば、首が痛くなるものだと思います。だからそれは、私が女性だからではないんです。首に苦労さえしなければ、レース距離を走り切ることができたはずです」

 ホーキンスがかつて参戦していた女性ドライバー限定シリーズのWシリーズは、2022年の途中で打ち切りとなってしまった。ただその後、2023年からはF4規格のマシンを使ったWシリーズと同様のコンセプトを持つF1アカデミーが立ち上げられ、F1併催のレースとして行なわれている。

 ホーキンスはこのF1アカデミーが、女性ドライバーたちが経験を積み、彼女たちの認知度を向上させる上で、大いに後押しになると考えている。

「今は当時とは状況が違います。F1アカデミーを見れば、私がこの年齢だった頃には夢にも思わなかったような素晴らしいモノになっています」

 そうホーキンスは言う。

「中には、ほんの数年前の状況さえ理解していない人もいるでしょう。でも、この選手権には本当に優秀なドライバーを育成する力があると思います」

「この世界に入って沈んでしまうドライバーもいます。一方で、うまくやっていけるドライバーもいます。そのうまくやっていけるドライバーこそが、F1のシートをかけて戦い、モータースポーツ界でチャンスを掴むだけの力を持っているんです」

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