F1

2026年F1は本当にチャレンジング……キャリア20年のハミルトンも覚悟「最もテクニカルな年になる」

ルイス・ハミルトンは2026年から始まる新ルールのF1への適応を「とてつもない挑戦」と表現している。

Lydia Mee

公開日時: 2026/01/27 9:12

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Lewis Hamilton, Ferrari

 フェラーリのルイス・ハミルトンは、2026年から大きくルールが変わるF1への適応を大きな挑戦になると捉えている。

 2026年シーズンのレギュレーション変更は、これまでの中でも大きなモノで、F1マシンは車体とパワーユニット(PU)の両方が変化する。PUは内燃エンジンと電気出力の比率がほぼ同程度となり、車体は小型軽量化されつつ、DRSに代わってアクティブエアロが採用されるなど、変化は多岐にわたる。

 このレギュレーション変更を「歴史的」と表現したハミルトンは、フェラーリの新車SF-26の発表の場でSky Sports F1の取材に応え、来季について次のように語った。

「今回のレギュレーション変更は歴史的なものだ。少なくとも僕のキャリアにおいては、このスポーツが経験してきた中でも最大のレギューション変更だと思う。とはいえ、新しいレギュレーションに移行するたびに、常に大きな挑戦であったけどね」

 2007年からF1に参戦し20年近いキャリアを持つハミルトンは、そう語った。

「全員がゼロからのスタートになるので、競争条件は本当に公平なモノになる。その後は誰がより速く開発できるか、誰がベストアイデアを生み出せるかにかかってくる。開発次第だということだ。そして、チームが同じペースで一丸となって進むことが重要だね」

「スポーツの進化の仕方や、この時代におけるテクノロジーの進化の仕方を考えると……2009年を振り返れば、1周を通してバッテリーパワーを活用していた時期があった。今回はそれよりもさらに極端で、パワーの使い方をこれまでとは異なる形で行なっていく必要がある」

「僕らの経験の中でも、最もテクニカルな年になるだろう。ドライバーの役割は、単に良いラップをまとめて良い結果を出すというよりも、パワーユニットのマネジメント、ラップ中のパワー管理がとても重要になると思う。それだけじゃなく、前後ウイングが可動する新しい種類のDRSシステムもあるからね」

「チームを正しい方向へ導く手助けをすることも必要だ。協力してコミュニケーションをとっていくことが唯一の道だし、ドライバーがこれらのマシンをどの方向に発展させるべきかを見極めるうえで、非常に重要な役割を果たすことになると思う」

Lewis Hamilton, Ferrari

Lewis Hamilton, Ferrari

Photo by: Federico Basile | AG Photo

 なおハミルトンはDRSの代わりに搭載されるアクティブエアロよりも、パワーユニットの変化をより大きな違いだと考えている。

「僕たちドライバーは適応していくし、それがやるべきことだ。今年はすべてのドライバーにとって適応が大きな挑戦になるだろう。特にパワーユニット面だ。空力については、そこまで大きな違いだとは思っていない。フロントウイングが低ドラッグ仕様になるし、かなり速くなるだろうけどね」

「オーバーテイク時にアクティブエアロがどう機能するのかを見るのは興味深いと思う。でもずっとDRSを使ってきたし、それの進化形だ。けれどパワーユニットははるかに異なってくる。V6エンジンなのは同じだけど、バッテリーの再充電や各ストレートでの使い方や、最大限にリチャージする方法など、最も効率的なドライビングを理解することが求められるんだ」

「これまでで最も効率的なドライバーになることを学ばなければいけない。ドライバーとして持つあらゆる武器を使い、燃料を節約し、電力を再充電し、そのパワーを使い、グリップを活用し、これらすべてを組み合わせることが必要になるんだ」

「エンジニアも、ドライバーがすべてのポテンシャルを引き出せるようにコミュニケーションを取って支援するために、精一杯努力することが必要になるだろう」

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