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マグヌッセン、復帰して実感した”F1のすごさ”「F1はオンリーワンなんだ」

ハースのケビン・マグヌッセンは、電撃的なF1カムバックによってF1のすごさ、F1ドライバーの特権を再確認したと語った。

Kevin Magnussen, Haas F1 Team

Carl Bingham / Motorsport Images

 ハースのケビン・マグヌッセンは、開幕前に突如決まったF1復帰の実感はまだ薄いとしながらも、その特権を再確認したと明かした。

 マグヌッセンはハース残留が叶わず、2020年シーズン終了後に一旦F1を離れることになった。スポーツカーレースに戦いの場を移したマグヌッセンは、2021年のIMSA第4戦デトロイトでフォーミュラ・ルノー時代以来となる勝利を挙げるなど活躍した。

 しかし、ロシアによるウクライナ侵攻の余波で、マグヌッセンは再びF1に戻ってくることになった。ハースがニキータ・マゼピンとの契約を打ち切り、その後任にマグヌッセンを選んだのだ。

 ハースの今季マシンVF-22のパフォーマンスは高く、マグヌッセンは開幕戦バーレーンGPで5位入賞を果たすなど電撃カムバックから理想的な形でシーズンをスタートさせ、チームを牽引してきた。

 サマーブレイクを前にmotorsport.comのインタビューに応えたマグヌッセンは、「僕はまだ、自分のことをつねっておかないといけないね」と語った。

「F1ドライバーになれるというのは、とても大きなことだ。それは昨年、参戦していないときに実感したことのひとつだ」

「外側から見ていると……どれだけの人が見ているか、どれだけの人がレースウイークエンドに家で(F1のことを)話しているかが分かる。だから、このレースがいかに大きなものであるかということが、よく分かるようになったんだ」

「そして今、再びこの世界に戻ってみると、レースのたびにそのありがたさが身にしみてわかる。観客がどれだけいるか、どれだけF1が大きいかということに注意を払っているんだ」

 開幕戦で5位となって以降は、ハースはアップデートが他チームよりも少ないこともあって、オーストリアGPでの8位が最高と徐々に苦しい状況となりつつある。だがマグヌッセンはハースF1のチーム代表であるギュンター・シュタイナーからのチーム復帰のオファーを受けるという決断が正しかったと感じているという。

 また、新しいレギュレーションが導入されるタイミングだったことも、その決断の一因になったとマグヌッセンは振り返る。

「もし新レギュレーションに関することがなかったら、そしてもしハースが昨年のような位置にいて、さらに5年間このようなルールが続いていたら、おそらく僕は躊躇していたと思う」

「でも、これはチャンスだと思ったんだ。保証はなかったし、ギュンターは何も約束しなかった。しかし彼は、ここ数年彼らが何をしてきたか、どのようなことにフォーカスしてきたかを説明した」

「僕が2020年にチームにいたときから、すでにそれが計画されていたことは明白だ。だから、そのことに興奮したし、これはいいことかもしれないと思ったんだ」

 マグヌッセンにとって、F1復帰は簡単な決断ではなかった。当時、彼はチップ・ガナッシ・レーシングでキャデラックDPi-V.Rをドライブし、勝利を争っていた。また、すでにプジョーのドライバーとして、WECを戦うことも決まっていた。マグヌッセンはそれらの契約を解除し、そしておそらく勝利を争い続けるようなチャンスを手放して、F1復帰を決めたのだ。

 2014年にマクラーレンからF1デビューした開幕戦オーストラリアGPで2位となって以降、F1で表彰台獲得がないマグヌッセン。現状では、奇跡が起きない限りハースが優勝することは難しいだろう。それでも、マグヌッセンは後悔していないという。

「何度も言っていることだけど、実は昨年は僕の人生の中で最高の年のひとつだったんだ」

「毎週末、ポールポジションと優勝を争うことができる状況に戻ったことに興奮していた。でも、F1はオンリーワンなんだ。F1みたいなモノは他にはないんだ」

 
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