フェルスタッペン、今季”初めて”の優勝争いに満足「マシントラブルは残念だけど、チームにとって素晴らしい成果」
マックス・フェルスタッペンは、マシントラブルにより、F1オーストリアGPでジョージ・ラッセルと本格的な優勝争いができなかったと語った。
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPでようやく優勝争いに加わることができたのは満足だと述べ、優勝したジョージ・ラッセル(メルセデス)に挑むことができなかった原因のマシンの問題について詳しく語った。
レッドブルはホームレースで大規模なアップデートパッケージを投入し、大きく競争力を高めた。フェルスタッペンはポールシッターのラッセルに次ぐグリッドを得る勢いだったが、予選でクラッシュを喫し5番手に終わった。
しかし決勝でフェルスタッペンは巻き返しを見せ、先頭を走るメルセデス勢に戦いを挑んだ。フェラーリのルイス・ハミルトンとの長いサイド・バイ・サイドの攻防を制した後、フェルスタッペンはラッセルにプレッシャーをかけることができた。その結果、ラッセルはレッドブルにアンダーカットされるのを避けるため、最後のピットストップを予定より早めることを余儀なくされた。
フェルスタッペンは最後のピットストップを遅らせ、タイヤの面でアドバンテージを得ようとしたが、その間のタイムロスが大きく、レース終盤に本格的な優勝争いを仕掛けることはできなかった。
さらに、彼はマシンのリヤアクスルに問題を抱え、全力でプッシュすることができなかった。それでもフェルスタッペンは2位でフィニッシュ。今季自己最高成績と今季2度目の表彰台獲得に満足した様子だった。
Photo by: Sam Bagnall / Sutton Images via Getty Images
「実際に優勝争いができると感じたのが今回が初めてだった。満足できる」とフェルスタッペンは語った。
「レース前半はより競争力があった。というのも、なぜか後半になるとリヤのフィーリングがおかしくなってしまったからだ。バンプや縁石、トラクションなど、すべてが本当に難しくなってしまって、完全にグリップが失われていた」
「それは少し残念だったけど、優勝にあれだけ近づけたというのは、チームにとって素晴らしい成果だと思う。ここにアップデートを投入するためにチームは本当に懸命に取り組んできたし、レースでこれほど競争力を感じて、もう少し攻められると思えたのは今回が初めてだった」
レース中、フェルスタッペンは無線でレースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼに対し、最後のピットストップを遅らせたことについて「正しい判断ではなかった」と伝えていた。そして振り返ってみても、その考えは変わらなかったという。
「確かにジョージよりタイヤのデグラデーション面では有利だったと思う。でも、ゴールまで非常に長いスティントになることも分かっていた。個人的には、ステイアウトしていた数周で失ったタイムが、新しいタイヤで追加の数周を得たことで取り戻せたメリットより少し大きかったと思っている」
「でも、それは今だから言えることだ。とはいえ、正直に言ってレース全体としては非常に良かった。本当に優勝を狙える位置に立つまでには長い道のりだった。それだけでも十分に前向きなことだ」
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