レッドブル・ホンダを阻む高い壁。「メルセデスの完成度は過去最高」とレッドブル代表

レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、今季のメルセデスが現代F1で最も完成されたマシンを持っていると語った。

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 7年連続のダブルタイトル獲得を狙うメルセデスが順調なスタートを切った一方で、レッドブルはいささかトリッキーなシーズン序盤を過ごしたと言える。

 レッドブルの今季マシン『RB16』は空力的にバランスを欠いており、ホンダのパワーユニット(PU)はハード的な故障こそほとんどないものの、電気系やソフトウェアに問題が発生……マックス・フェルスタッペンが9戦中3度のリタイアを喫するなど、信頼性が十分ではなかった。

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 新型コロナウイルスの影響により、F1各チームは来季も今季と同じシャシーを使用することになっているため、メルセデスとのギャップを急激に縮めることはできないと考えられる。

 しかしながら空力開発とPU開発は可能であるため、レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、2022年の新レギュレーション導入までにメルセデスを打倒するチャンスはまだ残っていると考えている。

「特効薬はないんだ」と、ホーナーは語った。

「だから我々は、ホンダと共にチーム全体、マシンのあらゆる部分を改善する必要がある」

「メルセデスは今年、非常に良い仕事をした。おそらく過去6、7年の中で最も完成度が高く、円熟したマシンだと思う。だから彼らが設定したハードルは非常に高い。だが我々はそれを目指さなければならない」

 打倒メルセデスに向けて、どちらにより重い責任があるのかと訊くと、ホーナーは次のように答えた。

「それは常に組み合わせの問題だ。我々は共に仕事をして、同じ目標、同じ目的を共有しているんだ」

「我々は一丸となって、それを達成できると信じている。メルセデスは今F1を支配しているが、このスポーツでは誰もが知っているように、いつかはそれが終わる。それは避けられないことだ」

 今季のパーツはほとんどが2021年に持ち越して使用されることから、レッドブルは今季、可能な限りRB16の開発を続けるとホーナーは言う。

「言うまでもなく、このマシンが来季のマシンのベースになる。おそらく60%は来季に持ち越されるだろう」

「だからご存知の通り、年末までの間にマシンの性能を理解して、さらなる性能を引き出すために懸命に努力している」

「ハード面の開発はあと3ヵ月ほど可能だ。チーム全体がそのことに集中しているんだ」

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