フリー走行レポート

F1 トスカーナ・フェラーリ1000・2020ムジェロGP

F1トスカーナFP1:ボッタスがフェルスタッペン抑え首位発進。跳ね馬に復活の兆し?

F1第9戦トスカーナGPのフリー走行1回目が行なわれ、メルセデスのバルテリ・ボッタスがトップとなった。

松本 和己

編集: 2020/09/11 12:04

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11

 F1第9戦トスカーナGPのフリー走行1回目がムジェロ・サーキットで行なわれた。トップタイムをマークしたのは、メルセデスのバルテリ・ボッタスだった。

 今回のグランプリは、1950年から参戦を続けているフェラーリの参戦1000レース目。ワインレッドのスペシャルカラーリングをマシンに施している。

 ムジェロでのF1開催は今回が初めてということもあり、気温27度、路面温度35度というドライコンディションの中セッションがスタートすると、早速多くのマシンがコースイン。ランス・ストロール(レーシングポイント)以外の19台がインスタレーションラップを実施した。

 各スタンドには、少数ながらファンの姿も。今季これまではコロナ禍の影響を受け、無観客でレースが開催されてきたが、前戦イタリアGPでは医療関係者250名を招待。そして今回のレースから、チケットが販売され、ファンが現地でF1を観戦することが可能となった。

 最初にラップタイムを記録したのはボッタス。エンジニアからエンジンモードの指示を受けながら、ハードタイヤで1分22秒124をマーク。しかしボッタスは最終コーナーを立ち上がってからスピードを明らかに落としていた。その後、ボッタスは1分20秒645までタイムアップした。

 しばらくボッタスのみが走行する状態が続いたが、前戦イタリアGPで劇的な優勝を果たしたピエール・ガスリー(アルファタウリ)もミディアムタイヤで走行開始。1分20秒982までタイムを刻み、2番手につけた。

 普段は動き出しが遅いレッドブル勢もハードタイヤで早めに走行開始。マックス・フェルスタッペンは1分19秒439までタイムを伸ばし、タイムシートのトップへ。1分19秒859までタイムを更新したガスリーが2番手となった。

 1セット目のタイヤ返却時間を迎え、トップはフェルスタッペン。16周使ったハードタイヤでトップタイムを1分19秒017まで更新した。0.052秒差の2番手には、12周目のミディアムタイヤでタイムを残したルイス・ハミルトン(メルセデス)が続いた。3番手以下、シャルル・ルクレール(フェラーリ)、ボッタス、ガスリーというオーダーだ。

 メカニックがバルクヘッド周辺で作業を行ない、セッション序盤は走行できていなかったストロールも、なんとか4周を走行して1セット目のタイヤを返却することができた。

 セッション前半からウイリアムズやセルジオ・ペレス(レーシングポイント)、ストロールがソフトタイヤを使用したが、それ以外の各チームもセッション後半からソフトタイヤを投入。ランド・ノリス(マクラーレン)が0.036秒フェルスタッペンを上回り、トップに立つなどタイムシートは目まぐるしく変化していった。

 ハミルトンもセッション残り30分を前にソフトタイヤでアタックし1分18秒409。しかし、それをルクレール、ボッタスが上回っていった。ボッタスのタイムは1分17秒879で、最初に1分17秒台に突入した。

 フェルスタッペンもソフトタイヤでアタック。セクター3で全体ベストを記録し2番手。ボッタスと0.048秒差だった。少し遅れてのアタックとなったガスリーは、5番手タイムを残した。

 その後、セッション終盤は各車がロングランを実施。ソフトタイヤを試すマシンが多かったが、レーシングポイント勢はセッション前半にソフト、後半にハードタイヤを使ったため、ハードタイヤで周回を重ねた。

 セッション残り7分ほどのところではニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がターン2でスピンしたものの、それ以外にはほとんどコース上のトラブルなく、90分間のセッションが終了。30周以上走行するマシンも多く、まずは多くのチームが初めてのムジェロでデータを積み重ねたと言えそうだ。

 首位はボッタス。僅差でフェルスタッペンが続き、3番手にはルクレールが入った。セバスチャン・ベッテルは13番手と沈んでいるのは気になるが、フェラーリにとって記念すべき1000レース目に期待の持てる滑り出しとなった。

 4番手ハミルトンに次いで、ガスリーが5番手。初優勝を挙げた勢いを、今回のレースウィークに持ち込むことができているようだ。

 

Read Also:

順位 ドライバー 周回数 タイム 差 前車との差 平均速度 1 Finland バルテリ ボッタス 33 1'17.879     242.453 2 Netherlands マックス フェルスタッペン 32 1'17.927 0.048 0.048 242.303 3 Monaco シャルル ルクレール 27 1'18.186 0.307 0.259 241.501 4 United Kingdom ルイス ハミルトン 28 1'18.409 0.530 0.223 240.814 5 France ピエール ガスリー 30 1'18.676 0.797 0.267 239.996 6 France エステバン オコン 28 1'18.805 0.926 0.129 239.604 7 Russian Federation ダニール クビアト 31 1'18.839 0.960 0.034 239.500 8 United Kingdom ランド ノリス 30 1'18.981 1.102 0.142 239.070 9 Thailand アレクサンダー アルボン 34 1'19.068 1.189 0.087 238.807 10 Australia ダニエル リカルド 25 1'19.140 1.261 0.072 238.589 フルリザルトを見る

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1トスカーナFP1速報:ボッタスが首位。レッドブルのフェルスタッペンが続く

次の記事 ペレスはベッテルとの交渉の進捗を知っていたはず……レーシングポイントの主張

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

松本 和己



読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ

第8戦:SUGO

1 ヵ月前

読みもバッチリハマった野尻智紀、2戦連続ポール獲得「かなり限界まで攻め切ることができた」



36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」

スーパーGT

スーパーGT

第2戦:富士

4 ヵ月前

36号車au、ウエイト40kgで予選2番手! 山下健太「まさか2番手になるなんて。これ以上は見えなかった」



これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

フォーミュラE

フォーミュラE 4 ヵ月前

これがフォーミュラEの未来! 800馬力超えの四駆”モンスター”次世代車両『Gen4』正式お披露目

最新ニュース



アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」

F1

F1 F1

スペインGP

8 時間前

アロンソ、大ダメージを負ったマシンで母国戦完走……その判断は自分自身で?「フィニッシュした後は1速で走った。皆の熱気を感じたかったんだ」



マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後

MotoGP

MGP MotoGP

サンマリノGP

9 時間前

マルティン、サンマリノ急落5位は“腕上がり”が原因「大チャンスを逃してしまった」手術判断は次戦オーストリア後



F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝

F1

F1 F1

スペインGP

10 時間前

F1分析|幸運だっただけじゃない。アントネッリ、自らの判断でピットに飛び込み勝利をもぎ取る……20歳の驚異的な決断力。最速ノリスは不運|F1スペインGP決勝



「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ

F1

F1 F1

スペインGP

10 時間前

「無事に戻って来れてラッキーだった」ブレーキペダルが底に……ハミルトン、市街地コースで危険なトラブル発生。序盤にガレージへ

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録