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F1の次なる課題は次世代PUの”カタチ”。ルノー代表「そこが次の戦場になる」

ルノーF1チームのシリル・アビテブール代表は、今後数年に渡って議論される次世代パワーユニット規則が、チームにとって”次の戦場”になると語った。

Adam Cooper

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公開日時: 2020/06/16 3:42

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Renault F1 Team R.S. 19 in the garage

 F1の現行パワーユニットであるV6ターボエンジンとハイブリッドシステムの組み合わせは、2025年まで使用されることが決まっている。一方で、2026年から導入される次世代パワートレインは、持続可能性が高く、より手頃なフォーマットが採用されるべきだと考えられている。

 F1の競技面を統括するマネージングディレクターであるロス・ブラウンは、2026年のレギュレーションではまだあらゆる選択肢の採用が可能であり、それまでは新たなメーカーが参入してくることはないだろうと認めた。

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 ルノーF1のマネージングディレクターを務めるシリル・アビテブールは、現行パワーユニットに関する開発凍結などのルール調整はコスト削減という点で良い一歩だったと語り、2026年のレギュレーションはさらにその先に進むべきだと主張した。

「おそらく、パワーユニットの面でやるべきことがもっとあるだろう」と、アビテブールはmotorsport.comに語った。

「1年あたり新たに取得できるホモロゲーションの数を制限し、さらにベンチテストの時間を制限することにより、我々はパワーユニットの開発競争を少し抑えることができた」

「それは良いことだが、それでもなおこれらのエンジンを維持し、運用するのは非常にコストがかかるんだ」

「次のステップは、次世代のパワーユニットがより経済的なものになるよう、何ができるかを検討することだ」

 アビテブールは、ルノーは将来のレギュレーションに向けて可能性のあるフォーマットを研究していると明かした。

「我々は、少なくともスポーツの目的という観点から、何を望んでいるのかを考え始めている。現在最も重要なのは、次のパワーユニット開発プログラムの経済的持続可能性だ。なぜなら、明らかに今のパワーユニットはその点で非常に難しいからだ」

「次に考える必要があるのは、関連するテクノロジーだ。世界中で電化の進むペースを考え、それがF1にとって何を意味するか、フォーミュラEとの共存に関してどんな意味を持つか、慎重に考える必要がある」

「それについて考える必要がある。私見だが、それが”次の戦場”になるからね」

「私は、2021年または2022年にレギュレーションの大枠に関して合意し、2023年に開発を開始できるようにしたいと考えている。それは、私たちが想定しているひとつの計画だ」

 アビテブールは、現行のV6ハイブリッドからMGU-Hを削除することが簡単な解決策になるわけではないと話した。MGU-Hは複雑かつ、開発に多大な投資が必要であり、F1に新たなメーカーを迎え入れる上で大きな障害になっていると考えられている。実際、MGU-Hの廃止は2021年に導入されるレギュレーション(新型コロナウイルスの影響で2022年に導入延期)でも検討されていた。

「MGU-Hはエンジンの燃費を上げている。燃費の20~30%ほどを失うと用意はあるのか?」

「2022年にはマシンがさらに重くなることはすでに分かっているので、より多くの燃料を運ぶことは考えないだろう。もしMGU-Hを取り外すとしたら、同じ量のエネルギーを得るためにはさらに50kgの燃料を積むことになる」

「これは非常に困難な方程式だ。マシンが軽量化されない可能性があるため、同じレベルの持続可能なパワーを得ようとするなら、そのデバイスを取り外すのは難しいだろう」

「確かにパワーを増やすこともできるが、持続可能な形でパワーを得たいのであれば、そのコンポーネントをなくすことは不可能だ」

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