ラッセル、サクヒールでの活躍がメルセデスの”頭痛の種”になることを期待

ジョージ・ラッセルは、急遽代役としてメルセデスのマシンをドライブしたにもかかわらず印象的な活躍を見せたことについて、メルセデスのトト・ウルフがドライバーラインアップを決めるにあたっての”頭痛の種”になればいいと考えている。

ラッセル、サクヒールでの活躍がメルセデスの”頭痛の種”になることを期待

 ルイス・ハミルトンが新型コロナウイルスに感染したため、メルセデスはジョージ・ラッセルをサクヒールGPで急遽代役として起用した。そのラッセルは予選で2位、決勝では9位となったが、チームがピットストップの際に誤ってボッタスのタイヤを装着してしまうという信じられないようなミスが起きるまで、首位を走っていた。

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 この印象的な活躍は各所で高評価を受け、次期メルセデスのドライバーになるのは間違いないとの論調が強まっている。

「自分のことを示す最高の機会は、コース上を走ることだ」

 そうラッセルは語った。

「ここはパフォーマンスだけが見られる世界だ。今週末の走りで、僕に対する彼ら(メルセデス)の見解が固まったことを願っている」

「メルセデスは2016年の終わりから、僕をサポートしてきてくれた。彼らは、僕のキャリアを注目し続けてきたんだ。今回のことが、その梯子の次の一段につながることを願っている」

 ラッセルはボッタスに対し、サクヒールGPで互角以上の働きをしたと言って過言ではないだろう。メルセデスは、ラッセルとボッタスの能力を比較するために同GPを使うということを否定したが、当のラッセルは今回の走りで、チーム代表のトト・ウルフに、ドライバーラインアップを決める上での”頭痛の種”を植え付けられたことを期待していると語る。

「今週末は、検証するには素晴らしい週末だったと思う。正直に言ってね。今年は、ウイリアムズでとても良い仕事をしていると思うけど」

 そうラッセルは語った。

「トトの立場からすれば、2022年まで待つことなく、もっと早くに頭痛の種を抱えることになったことを願っている」

 ボッタスはすでにメルセデスとの来季の契約を締結済み。ハミルトンはまだ新契約に署名していないものの、今後数週間の間に、新たな複数年契約が結ばれるのは間違いないだろうと言われている。

 ウルフ代表は、ラッセルが来季メルセデスでレースをするという可能性は低いと語ったが、将来ハミルトンと組んだ際、どうチームに溶け込むことができるかを考えたと語る。

「彼(ラッセル)はウイリアムズのドライバーだ。彼はウイリアムズとサインしている。我々のラインアップは、バルテリとルイスだ」

 そうウルフ代表は語った。

「だから現時点では、これ(ラッセルが加入すること)を現実的な状況だとは考えていない。しかしふたりがチームにいるということについては、興味深い状況であり、我々全員にとって少し難しい状況であることは理解することができる」

「おそらく、将来そういうことが起きることになるだろう」

「今、我々は将来がどうなるかを見極める必要がある。正直に言うと、それが我々にとってどんなことを意味するのか、私にはまだ分かっていないんだ」

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この記事について

シリーズ F1
ドライバー ジョージ ラッセル
チーム メルセデス
執筆者 Luke Smith