F1

ハースF1は新たなステップへ。チーム代表「これからはどんな小さなことでも重要になる」

ハースF1のギュンター・シュタイナー代表は、チームがさらに前進するためには”デコボコ道”を均していく必要があると語っている。

Adam Cooper

Adam Cooper

編集: 2022/11/02 8:30

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Guenther Steiner, Team Principal, Haas F1, talks to a colleague

 2021年シーズンのマシン開発を諦め、再起のため2022年シーズンに注力してきたハースF1。開幕戦バーレーンGPこそケビン・マグヌッセンが5位入賞を果たしたものの、7月のオーストリアGPでミック・シューマッハーが6位、マグヌッセンが8位に入って以来、入賞から遠ざかっている。コンストラクターズランキングでは、チームのホームレースとなる第19戦アメリカGPを前に、ウイリアムズとアルファタウリの上8番手につけている。

 シーズン後半にかけてのチームの失速についてシュタイナーは、レース毎のマシン開発を行なわずテールエンドを走ってきた昨年までの”後遺症”が、2022年マシンを最大限に活かすことを難しくしていると認めた上で、今後の飛躍のためにはそうした点を改善していく必要があると語った。

「我々はタイミング悪く、間違った場所にいたこともあった」

 そう彼は言う。

「苦しかったこの2年間によるものだ。あの2年間のレベルから、突然世界最速のマシンを手に入れることはできないのだ」

「これからはちょっとしたデコボコ道になる。我々はそこを通っていくことになるが、どこかの段階でそれを安定させる必要がある。そのデコボコ道はもう許されない。しばらくは良いのかもしれないけどね」

「もう一度上へ上がること……今年は我々にとっては第2のスタートなのだ。昨年は何も開発をせず、自分たちが走っている位置を走り、競争も激しくなかったからね」

「いつも言っている通り、上に行けば行くほど”空気”は薄くなり、ドライバーやチーム全員にとって厳しい戦いになる。どんな小さなことでも重要になるのだ」

Mick Schumacher, Haas VF-22

Mick Schumacher, Haas VF-22

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

 先日のシンガポールGPをはじめ、今季は2021年では争うはずのなかったメルセデスやレッドブルとポジション争いの末に接触するというインシデントも発生している。ここにはポジティブな面もあるとシュタイナーは語る。

「2周の周回遅れになった時に、インシデントとなったこともあるよ!」

 シュタイナーは昨シーズンについて冗談交じりに語った。

「いいところもあるのだ。フラストレーションは溜まるが、我々のパフォーマンスに対してネガティブになっている訳ではない。ただ少し悔しいだけだ」

「昨年までの我々から、突然、みんなが期待しているところには行けないのだ。でも、今よりもっと良い成績を残せると思うし、上を目指せるはずだ」

 ハースをもう一歩前進させるためには何をすべきかと尋ねると、シュタイナーは次のように答えた。

「細かいところの前に、我々は全てにおいてアプローチをどうするか、考える必要があると思う」

「多くの人材を変えるとか、そういうことは必要ないと思う。少しは変える必要があるかもしれないが、今はあのレベルで常に戦えるという自信を取り戻すことの方が重要だ」

「ただ、それは学び得るモノなのだ。最も重要なことは、同じミスを二度しないこと。それが一番大事だ。一度ミスをしたら、それを修正する。二度目なら良くない。三度目のミスを犯したら、私が思うにそれはただの馬鹿だ」

「だから、我々はそうする必要がある。これから我々が犯しかねない新たなミスが見つからないと良いね」

 

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