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最速レッドブルは置いておいて……フェラーリF1、安定しないレースペース問題を解決すれば「メルセデスと戦える」

フェラーリのフレデリック・バスール代表は、チームを悩ませるレースでのペース不足を解決できれば「メルセデス勢と戦える」と主張している。

George Russell, Mercedes F1 W14, Charles Leclerc, Ferrari SF-23

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 フェラーリ代表のフレデリック・バスールは、今季マシン『SF-23』のレースペースを改善できれば、メルセデス勢と戦えると考えている。

 フェラーリのSF-23は、予選ではレッドブルに次ぐ速さを見せても、決勝レースになるとメルセデスやアストンマーチンの後塵を拝してきた。

 スペインGPでフェラーリは大型アップデートを投入。結果としてはフェラーリがメルセデス勢に敗れ、ダブル表彰台を許してしまったが、バスールは予選ペースについて言えば、大型アップデートの効果が出ていると言う。

「ポテンシャルの面では一歩前進した」とバスールは語る。

「予選では少なくともカルロス(サインツJr.)がフロントロウに並ぶことができ、おそらく一歩前に進むことができたと思う」

「メルセデスとは予選から決勝まで、まだ大きな差がある。しかし我々が復活し、日曜日に良いレースを繰り広げ、ポイントを獲得するために、会社の全てを集中させるべきはそこ(レース)だ」

 またバスールは、フェラーリがレースでの一貫性不足を解決すれば、メルセデスとも互角に戦えると考えている。

「一貫性の問題が解決されれば、レース中も彼らとずっと戦えるようになると思う」

「レッドブルの場合……特に(スペインGPを制したマックス)フェルスタッペンの場合は別の話で、予選で我々よりずっと速く、レースでもずっと速いのだ」

Frederic Vasseur, Team Principal and General Manager, Scuderia Ferrari, in the team principals Press Conference

Frederic Vasseur, Team Principal and General Manager, Scuderia Ferrari, in the team principals Press Conference

Photo by: Mark Sutton / Motorsport Images

 メルセデスはモナコGPで大型アップデートを投入し、その効果は翌戦スペインGPでのダブル表彰台という結果にもあらわれている。一方でフェラーリはスペインGPでアップデートを持ち込んだものの、振るわない結果となっている。

 しかしバスールは、フェラーリとメルセデスがレッドブルに追いつこうと開発競争を行なう中で、フェラーリが開発競争で後れを取ることはないと考えている。

「アップデートはマシンのポテンシャルを高めることであり、その時に比較対象となっているのは1番手チームだ」とバスールは言う。

「メルセデスは休む間もなく努力していると考えるべきだ」

「モナコGPで彼らは大きなアップデートを持ち込んだ。彼らは寝る間も惜しんで開発しているのだ」

「我々側で分かるのは、自分たちがスペインで持ち込んだモノから、純粋なパフォーマンス面での改善が確認できているということだ。メルセデスがアップデートを行なう前と今回を比較すると、おそらくメルセデスも一歩前進したと思う」

「我々は予選でおそらく少し速くなったが、レースではあまりにも一貫性に欠けている」

 なおバスールは、SF-23のマシン特性に最も適しているF1サーキットを特定することは難しいと考えている。

「サーキットごとに、どこでパフォーマンスを発揮できて、どこでできないのかを予測するのは本当に難しい」

「現在、我々はマシンに関してより学びを深めることができている。そしてサーキットレイアウトや舗装とは関係なく、自分たちがどこでパフォーマンスを発揮できるのかを理解している」

「メルセデスがモナコGPで大型アップデートを持ち込んでいるので参考になるし、(レッドブルからの)タイム差も同程度だった。つまり、パフォーマンス面で我々が改善したモノが、形になってあらわれるということだ。我々は一歩前進したと思うが、一貫性はない」

 
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