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まさに“ハナ差”の決着! F1における最も僅差のレースベスト10

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まさに“ハナ差”の決着! F1における最も僅差のレースベスト10
執筆:
2020/04/28 9:56

これまでに行なわれてきた1000以上のF1レースの中には、非常に僅差で優勝が決まったケースがいくつもある。今回はその中でも特に差が小さかった10レースをランキング形式で紹介する。

10位:1967年イタリアGP……0.2秒(ジョン・サーティースvsジャック・ブラバム)

John Surtees, Honda RA300, leads Jack Brabham, Brabham BT24 Repco

John Surtees, Honda RA300, leads Jack Brabham, Brabham BT24 Repco

Photo by: Motorsport Images

 1967年のイタリアGPは、ロータスのジム・クラークが見せた驚異的なパフォーマンスで知られており、フィニッシュシーンはそれほど有名ではない。ただ、日本のファンにとっては馴染みのあるシーンと言える。

 ポールポジションのクラークはトップ快走中にパンクに見舞われ後退。それでも驚異の追い上げでまたトップを奪い返したが、最終ラップに燃料ポンプが壊れて失速した。これによりホンダのジョン・サーティースとブラバムのジャック・ブラバムによる優勝争いとなり、最終的にサーティースがブラバムを0.2秒差で抑え、ホンダに2勝目をもたらした。

9位:2002年オーストリアGP……0.182秒(ミハエル・シューマッハーvsルーベンス・バリチェロ)

Michael Schumacher, Ferrari, Rubens Barrichello, Ferrari

Michael Schumacher, Ferrari, Rubens Barrichello, Ferrari

Photo by: Motorsport Images

 9位にランクインしたこのレースのフィニッシュシーンは、純粋なバトルによってもたらされたものではなく、少し状況が特殊だ。

 2002年シーズンはフェラーリのミハエル・シューマッハーが序盤5レースを終えて4勝を挙げるなど、圧倒的な強さを見せていた。前年のライバルであったマクラーレンは信頼性が足りず、ウイリアムズ勢がなんとか食らいつくという状況だった。そんな中迎えた第6戦オーストリアGPでは、シューマッハーのチームメイトであるルーベンス・バリチェロがレースをリードしていた。しかしフェラーリはバリチェロに対し、2位を走るシューマッハーにポジションを譲るよう指示。バリチェロは最初は反抗したが、最終的にそれに従い、フィニッシュ直前で減速した。

 レースは僅差でシューマッハーの優勝となったが、チームオーダーによるものであることは誰の目にも明らかだった。表彰式でシューマッハーはバリチェロを表彰台の頂点に立たせ、1位のトロフィーを手渡すなどしたが、この行為を咎められ後に罰金を科されている。そしてFIAはこのシーズンの後半で、2003年以降チームオーダーを禁止することを決定した。

8位:2000年カナダGP……0.174秒(ミハエル・シューマッハーvsルーベンス・バリチェロ)

Podium: race winner Michael Schumacher, second place Rubens Barrichello, Ferrari, third place Gianca

Podium: race winner Michael Schumacher, second place Rubens Barrichello, Ferrari, third place Gianca

Photo by: Sutton Images

 2000年のカナダGPは前述の2002年オーストリアGPほどの論争とはならなかったが、チームオーダーが発動されたレースのひとつである。雨が激しくなってきたレース終盤、バリチェロが首位のシューマッハーを追い詰めるが、フェラーリはバリチェロにポジションをキープするように指示。結果的にふたりのポジションは入れ替わることなく、わずか0.174秒差でフィニッシュした。

7位:1954年フランスGP……0.1秒(ファン-マヌエル・ファンジオvsカール・クリング)

Race winner Juan Manuel Fangio with his wife and Karl Kling, Mercedes

Race winner Juan Manuel Fangio with his wife and Karl Kling, Mercedes

Photo by: Daimler AG

 1954年のフランスGPで、メルセデス・ベンツはF1デビューを果たし、高速コース仕様の“ストリームライナー”と呼ばれるW196を投入。このマシンはいきなり速さを見せ、ファン・マヌエル・ファンジオとカール・クリングがレースをリードした。完走6台となった過酷なレースの中で、ニューマシンを消耗したくなかったメルセデスは、クリングにファンジオの後ろにとどまるように指示。0.1秒差でファンジオがトップチェッカーを受けた。

6位:1961年フランスGP……0.1秒(ジャンカルロ・バゲッティvsダン・ガーニー)

Giancarlo Baghetti, Ferrari 156 takes the win, Dan Gurney, Porsche 718 finishes second

Giancarlo Baghetti, Ferrari 156 takes the win, Dan Gurney, Porsche 718 finishes second

Photo by: Motorsport Images

 ここまでチームオーダーが絡んだケースが続いてきたが、ランスで行なわれた1961年のフランスGPはチームオーダーとは無縁のレースだ。首位を走るフィル・ヒル(フェラーリ)がスピンしたことにより、同じくフェラーリ156を駆るジャンカルロ・バゲッティがダン・ガーニー(ポルシェ)を僅差で抑えて優勝した。バゲッティはこのレースがF1デビュー戦。F1世界選手権最初のレースで優勝したジュゼッペ・ファリーナを除けば、バゲッティがF1デビュー戦で優勝した唯一のドライバーだ。

5位:1969年イタリアGP……0.08秒(ジャッキー・スチュワートvsヨッヘン・リント)

Jackie Stewart, Matra MS80 takes the flag to win just ahead of Jochen Rindt, Lotus 49B, and Jean-Pierre Beltoise, Matra MS80

Jackie Stewart, Matra MS80 takes the flag to win just ahead of Jochen Rindt, Lotus 49B, and Jean-Pierre Beltoise, Matra MS80

Photo by: Sutton Images

 シケインが設置される前のモンツァ・サーキットでは、しばしば超高速のスリップストリーム合戦が繰り広げられ、何度か僅差のフィニッシュが見られた。1969年のイタリアGPでは、ジャッキー・スチュワート(マトラ)、ヨッヘン・リント(ロータス)、ジャン-ピエール・ベルトワーズ(マトラ)、ブルース・マクラーレン(マクラーレン)による4台の争いとなった。結果的に優勝したスチュワートとリントの差は0.08秒。3位ベルトワーズも首位と0.17秒差、4位マクラーレンも首位と0.19秒差という稀に見る大接戦となった。

4位:1982年オーストリアGP……0.05秒(エリオ・デ・アンジェリスvsケケ・ロズベルグ)

Elio de Angelis, Lotus and Keke Rosberg, Williams

Elio de Angelis, Lotus and Keke Rosberg, Williams

Photo by: Motorsport Images

 1982年のオーストリアGPは、ピットストップ作戦が敢行された最初のF1レースとして歴史に残っている。ブラバムのネルソン・ピケとリカルド・パトレーゼは予選でフロントロウを独占し、ピットインするまで軽い燃料でプッシュした。

 ブラバムの2台はその後メカニカルトラブルで脱落、ルノーのアラン・プロストもトラブルでマシンを止めたため、優勝争いはロータスのエリオ・デ・アンジェリスとウイリアムズのケケ・ロズベルグに絞られた。どちらも勝てば初優勝という中、最終ラップの最終コーナーでロズベルグがデ・アンジェリスに並びかけるが、0.05秒差でデ・アンジェリスがトップを守りきった。

3位:1986年スペインGP……0.014秒(アイルトン・セナvsナイジェル・マンセル)

Ayrton Senna, Lotus; Nigel Mansell, Williams

Ayrton Senna, Lotus; Nigel Mansell, Williams

Photo by: Motorsport Images

 ヘレスで行なわれた1986年のスペインGPのレース終盤は、ポールポジションからスタートし首位をキープするアイルトン・セナ(ロータス)と、フレッシュタイヤに交換して猛追するナイジェル・マンセル(ウイリアムズ)との争いとなった。セナは摩耗したタイヤをグリップさせるのに苦労しており、チェッカー直前にマンセルに並びかけられたが、0.014秒差で逃げ切った。レース後、マンセルはふたりに7.5ポイントを与えるべきだとジョークを飛ばした(当時優勝者に与えられるポイントは9点)。

2位:2002年アメリカGP……0.011秒(ミハエル・シューマッハーvsルーベンス・バリチェロ)

Rubens Barrichello, Ferrari F2002 past Michael Schumacher, Ferrari F2002

Rubens Barrichello, Ferrari F2002 past Michael Schumacher, Ferrari F2002

Photo by: Sutton Images

 前述のオーストリアGPのチームオーダーで物議を醸したフェラーリ。アメリカGPの舞台であるインディアナポリスに到着した際には、シューマッハーは既に5度目のドライバーズタイトルを確定させていたため、フェラーリはこのレースでシューマッハーとバリチェロを自由に戦わせた。

 レースではシューマッハーがポールからトップを快走し、シーズン11勝目は確実かに思われた。しかし彼は最終ラップの最終コーナーを立ち上がる際、アクセルペダルから足を離して減速。後ろを走るバリチェロは最初は何が起きたか分からず同様に減速したが、最終的に2台横並びでフィニッシュ。わずか0.011秒という差でバリチェロが前だった。シューマッハーはその後、この行為がオーストリアGPでのチームオーダーに対する“お返し”であることを示唆したが、アメリカの観衆はこれをあまりよく思っていなかったのも確かだ。

1位:1971年イタリアGP……0.01秒(ピーター・ゲシンvsロニー・ピーターソン)

Peter Gethin, BRM P160, takes the checkered flag

Peter Gethin, BRM P160, takes the checkered flag

Photo by: Motorsport Images

 1971年のイタリアGPは、記録上1位と2位の差が最も小さいレースというだけでなく、それが“真剣勝負”によるものであること、そして上位5台が0.61秒以内にフィニッシュしたということから、歴史的なレースとして人々の記憶に残っている。

 ピーター・ゲシン(BRM)、ロニー・ピーターソン(マーチ)、フランソワ・セベール(ティレル)、マイク・ヘイルウッド(サーティース)の4台による首位争いに、ピーター・ガンレイ(BRM)がついていくというレース展開に。最終ラップ、ゲシンは後続を引き連れて最終コーナーのパラボリカを立ち上がるが、そこにピーターソンが並びかける。ほぼ同着でのフィニッシュとなったが、わずか0.01秒差でゲシンが逃げ切った。3位のセベールもゲシンと0.09秒差で、4位のヘイルウッドは0.18秒差、5位のガンレイも0.61秒差と、非常稀に見る大接戦となった。

 なお、このレースの平均時速は242.615km/hで、これは2003年のイタリアGPで塗り替えられるまでの32年間、F1史上最速のレースとして記録を保持し続けた。

 

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シリーズ F1
執筆者 Filip Cleeren