レッドブル代表、ハミルトンの”牽制”にチクリ「彼はフェルスタッペンにイライラしている」
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がコメントでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)を牽制していると主張している。


2021年シーズンのF1は4レースを終え、ルイス・ハミルトン(メルセデス)とマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が激しいタイトル争いを繰り広げている。あまりにも接近した戦いが続くことを受け、両者が近いうちにコース上で接触するのではないかと考える者もいる。
しかしハミルトンは、自分は接触を避けようと全力を尽くしていると語り、フェルスタッペンのアグレッシブな動きは、結果を出して”証明すべきモノ”があるためだと示唆した。
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一方、フェルスタッペンは接触を避けられているのはふたりの功績だとコメント。ハミルトンの言う”証明すべきモノ”はないと断言した。
またレッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、ハミルトンがそうしたコメントをするのは、フェルスタッペンのオーバーテイクを気にしている証拠だと主張した。
「ルイスはそういう、くだらないことが好きなんだ」
ホーナーは、ハミルトンの発言について、Skyにそう語った。
「だから、彼には言わせておけばいいんだ。マックスは自分のやるべきことをやっているし、しっかりしている」
「ルイスがそうする必要があると感じているということは、マックスが少し彼を苛立たせているのかもしれない。それは素晴らしいことであり、それもスポーツの一部だと思う」
「まだチャンピオンシップは半分も終わっていないし、序盤に過ぎない。だからもしそうした接近戦が続けば、シーズン終盤にどんな感じになるかは想像できるだろう」
フェルスタッペンとハミルトンの衝突の可能性に注目が集まったのは、マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンが「ふたりが最初のコーナーでレースを終えるのは、時間の問題だ」と発言したことがきっかけだった。
ただホーナーは、そうした状況は避けられないものではないと感じており、これまでのところ2人がフェアにレースをしてきていると考えている。
「ザクはそうなることを祈っているだろうね」
「私の計算だが、マックスはルイスを3回、ルイスはマックスを1回抜いているが、彼らはお互い激しくレースをしている」
「チャンピオンシップが進むにつれて、どうしても緊張感やプレッシャーが増してくる。どちらのドライバーもお互いに衝突することを意図しているわけではないと思うし、これまで見てきたレースは模範的なものだったと思う」
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