フェルスタッペン、ドライブシャフトのトラブルに見舞われるも「何をすべきかは分かっている」
レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、ドライブシャフトの問題でエミリア・ロマーニャGPのFP2の走行を早々に切り上げることになったが「何をすべきかは分かっている」と語った。
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、第2戦エミリア・ロマーニャGPの初日を終え、トラブルに見舞われたものの「何をすべきかは分かっている」と話した。
フェルスタッペンはF1開幕戦バーレーンGPでは惜しくもルイス・ハミルトン(メルセデス)に敗れたものの、第2戦エミリア・ロマーニャGPでも速さを発揮するのではないかという前評判が高かった。
FP1では、メルセデスの2台に続いて3番手。ただタイム差は0.058秒と僅差だった。予選シミュレーションが行なわれるFP2でより詳しい勢力図が見えてくるかと思われたが、フェルスタッペンはセッション開始10分の段階でスロー走行。ピット出口付近のコース脇にマシンを止め、早々に走行を終えることになってしまった。結局、フェルスタッペンはFP2でわずか5周しか走行できず14番手だった。
フェルスタッペンは昨年、イタリアのモンツァ、ムジェロ、イモラで行なわれた3レース全てでリタイアしている。今季も、その不運は続いているのかもしれない。
「イタリアは好きだ。食べ物はおいしいし、ここにいることを楽しんでいる。ただ、これまでのところドライビングの面では運がないね」
そうフェルスタッペンは認めた。
「ドライブシャフトに問題があり、マシンを止めなければならなかったんだ」
このトラブルによって、レッドブルはメルセデスとの戦いにおいてどの程度不利になったのかと訊かれ、彼は次のように答えた。
「少しね。でも自分が何をすべきかは分かっていると思うので、大丈夫だろう」
フェルスタッペンがマシンを止めた位置はピットに近かったこともあり、レッドブルはフェルスタッペンがFP2中に走行復帰できるよう、時間内にマシンをガレージに戻したいと考えていた。
しかしマーシャルによって回収されたマシンは、トラックに積み込まれた後、ピットに戻るためにイモラ周辺のサイドロードを経由して運ばれていった。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、フェルスタッペンのトラブルについて次のように語った。
「残念ながらドライブシャフトが折れてしまったようだが、その原因を正確に把握しようとしているところだ」
「マシンは回収された後、ピットに戻るまでの間、イモラの町を少しばかり旅していた。そのため、交換のための時間が十分に取れなかった」
「当然、ギヤボックスは金曜日用のものを使用している。明日に向けて、他のすべてのパーツを点検していくつもりだ」
フェルスタッペンは、バーレーンに比べてメルセデスのペースが向上したことは「驚きではない」としながらも、マシンのセットアップに大きな問題は感じなかったと語った。
「FP2がどうだったかを言うのはもちろん難しいけど、ショックを受けるようなことはなかった」
「だから明日は、マシンのバランスの面で何ができるかを検討しなければならない。でももちろん、まずは何も壊れていないことを確認しなくちゃいけない」
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