フェルスタッペン、レッドブルとの契約満了後はル・マンへ? 「他の経験も味わってみたい。31歳ならまだ競争力もあるはず」

マックス・フェルスタッペンはF1でのレースを終えたあとは、耐久レースに参戦してみたいと考えている。

Max Verstappen, Red Bull Racing

 F1 2022年シーズンで2年連続の世界王者となったレッドブルのマックス・フェルスタッペン。彼は第二のキャリアとして、耐久系のレースへ挑戦することを考えているようだ。

 フェルスタッペンは現在25歳とまだまだ若手だが、彼は以前からF1で40代といった年齢や、現在のフェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンのように長くレースを続けることは考えていないと口にしてきた。

 現在レッドブルとフェルスタッペンは長期契約を結んでおり、満了となる2028年に彼は31歳を迎えていることになる。彼がその後もF1を続けるかは分からないが、F1を引退したあとは他のシリーズにも興味があると語っている。

「F1は凄く楽しいよ。それに今のところ僕はかなりの成功を収めているしね」

 アブダビでインタビューに応えたフェルスタッペンは、そう語った。

「だけど僕も他のことをしてみたい。契約が2028年まではあるし、その時僕は31歳になっている。たぶん、その後も数年は競争力があるだろうとは思う」

「でもその頃には、僕も他の経験を味わってみたいんだ。プレッシャーや忙しさを減らして、もう少し楽しめるようにね」

#8 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 Hybrid of Sebastien Buemi, Brendon Hartley, Ryo Hirakawa

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Photo by: Marc Fleury

 彼は以前ル・マン24時間レースへの興味も示していたが、今回も他にどんなレースに興味があるのかと聞かれたところ、「主に耐久レースだ」と答えている。

 なおオランダの日刊紙De Telegraafのインタビューでは、アロンソがフェルスタッペンとチームを組んでル・マンに参戦したいとも語っており、「競争力のあるチームで走るチャンスがあれば、彼も間違いなくチャンスが与えられるはず」と話していた。

 それを受けたフェルスタッペンも、アロンソと一緒にル・マンへ挑戦するには、「良いチャンスが必要だ」と語っている。

「フェルナンドが(ル・マンに)出るなら、彼は競争力のあるマシンで、勝利のためのチャレンジを望むだろう。そして、それは僕も同じだ」

「僕がプロジェクトを急がせたくないのには、今は耐久レースでいろいろなことが起こっているからというのもあるんだ」

「今何が起こっているのかを確認し、今後の進み方を確認してから決めるのが良いと思っている」

 
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