写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
FIA F3選手権第4戦のレース1がシルバーストン・サーキットで行なわれ、アイザック・ハジャー(ハイテック)が優勝した。
曇り空ながらも、コンディションはドライ。気温16度、路面温度は21度だ。
レース1は予選上位12台がリバースグリッドに並ぶため、ポールポジションは予選12番手だった日系アメリカ人のリース・ウシジマ(VAR)。ヴィクトー・マルタンス(ARTグランプリ)がその横、2番手に並んだ。
フォーメーションラップでは、トラブルからかブラッド・ベナビデス(カーリン)がスロー走行。グリッドにつくまでに時間がかかったことから、スタート手順が中断されエクストラ・フォーメーションラップが行なわれた。
これにより、レースは1周減算され17周で争われることになった。スタートでは、マルタンスが好ダッシュ。ホールショットを奪った。
ウシジマはマルタンスのDRS圏内に食い下がり、チャンスを伺った。激しくバトルするこの2台に追いついてきたのがハジャー。4番手スタートから5周目に3番手に浮上すると、バトルでペースが落ちたトップ2との距離を縮めていった。
残り10周となるころには、ハジャーはウシジマを完全にロックオン。高速コーナーでサイド・バイ・サイドのバトルを演じたハジャーは、8周目のハンガーストレートでウシジマをオーバーテイクし、2番手に浮上した。
その間に、首位のマルタンスは1.7秒までリードを拡大。ハジャーは少しずつそのギャップを削っていった。
すると10周目、後方の車両がクラッシュしセーフティカー(SC)が出動。13周目にレース再開となると、ハジャーがマルタンスに襲いかかった。
ハジャーは何度もマルタンスの横にマシンを並べるものの、マルタンスは懸命にディフェンス。しかし16周目についにハジャーにオーバーテイクを許した。
抜かれたマルタンスの背後にはウシジマが迫ったものの、DRSが使えたこともあってマルタンスはポジションをキープすることができた。
トップチェッカーは3台抜きを見せたハジャー。2位はSCが不利に働いたマルタンス。ウシジマはポールポジションから3位。F3初表彰台獲得となった。
順位 | ドライバー | チーム | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | Mph | ポイント |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | Isack Hadjar | ハイテック | 17 | - | 10 | |||
2 | Victor Martins | ARTグランプリ | 17 | 0.7 | 0.700 | 0.700 | 9 | |
3 | Reece Ushijima | ヴァン・アーマーズフット・レーシング | 17 | 1.3 | 1.300 | 0.600 | 8 | |
フルリザルトを見る |
Be part of Motorsport community
Join the conversationShare Or Save This Story
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
Top Comments