フォーミュラE

オペルがフォーミュラE参戦決定、同じステランティス・グループのDSを引き継ぎ「Gen4車両に移行する絶好のタイミング」

今年末に開幕するフォーミュラEの第13シーズンから、オペルが参戦することが決まった。同じステランティス・グループのDSのエントリー枠を引き継ぐ。

Jose Carlos de Celis

Jose Carlos de Celis

編集: 2026/03/21 2:32

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Opel Formula E

 ステランティス・グループはフォーミュラEの参戦体制を変更。Gen4マシンに代わる2026-2027シーズンから、DSに代わりオペルとして同シリーズに参戦することになった。

 フォーミュラEに参戦する10チームのうち2チームは、ステランティス・グループ傘下のブランドである。ひとつは2015-2016シーズンから参戦を開始したDSで、もうひとつはマセラティから参戦を引き継いだシトロエンである。

 そのうちDSは今後、ゴルフとセーリング(SailGP)に注力するため、今シーズン限りでフォーミュラEから撤退することを発表。その後を引き継ぐ形となったのが、同じステランティス傘下のオペルである。

 なお2026-2027シーズンから、フォーミュラEは約800馬力の出力を誇るGen4マシンでのシリーズに移行することとなり、よりハイスピードの激戦が繰り広げられることになると見られる。

「フォーミュラEに新しいワークスチームとしてオペルを迎えることができ、大変嬉しく思う」

 フォーミュラEのジェフ・ドッズCEOはそう語った。

「卓越したエンジニアリング技術と斬新で大胆なイメージを持つ、ドイツの有名ブランドであるオペルは、モータースポーツにおける長く輝かしい歴史と、スターティンググリッドに新たなダイナミズムをもたらしてくれるだろう」

「オペルの参戦は、世界の自動車メーカーにとって、電動モビリティへの移行においてフォーミュラEがいかに重要であるかを示している」

 これまでフォーミュラEには、アウディ、BMW、メルセデス、ポルシェと、名だたるドイツメーカーが参戦してきた。しかし現在も参戦を続けているのは、ポルシェのみである。

 オペルは歴史的には、WRC(世界ラリー選手権)やニュルブルクリンク24時間レースなどで勝利してきたメーカーである。

 最近では2021年、ADACオペル・エレクトリック・ラリーカップを創設。こちらも2026-2027シーズンから使用マシンが、出力がこれまでの2倍となる207kW(約281馬力)となるオペル・モッカGSEラリーカーに切り替えられる。そういう意味ではオペルにとって、フォーミュラEに参戦するのはまさに理に適った次のステップと言うことができよう。

「フォーミュラEへの参戦は、オペルが電動化への未来に向けて進む道のりにおける、新たな道標になる」

 オペルCEOのフロリアン・ヒュットルは語る。

「来季からフォーミュラEがGen4車両に移行するにあたり、このエキサイティングなフル電動レースに参戦する絶好の機会だと考えている」

「オペルGSEフォーミュラEチームは、ドイツのエンジニアリング、大胆なデザイン、そして電動マシンのパフォーマンスという、オペルブランドの真髄を体現する。これらの特徴は、モッカGSEや間もなく登場する新型コルサGSEといった、オペルのフル電動GSEモデルにも共通するものだ」

 オペルGSEフォーミュラEチームは、4月にポール・リカール・サーキットで行なわれるGen4公式発表会で、フォーミュラEの舞台に初登場する。

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