レースレポート
ル・マン24時間 ル・マン24時間レース

【ル・マン24h】6時間経過|トヨタ快走、7号車首位のワンツー体制。アルピーヌにトラブル

2022年のル・マン24時間レースは、スタートから6時間が経過。TOYOTA GAZOO Racingがワンツー体制でレースをリードしている。

#7 Toyota Gazoo Racing Toyota GR010 Hybrid of Mike Conway, Kamui Kobayashi, Jose Maria Lopez

 2022年ル・マン24時間レースの決勝は、現地時間の6月11日22時(日本時間12日朝5時)にスタートから6時間を迎え、TOYOTA GAZOO RacingのGR010 HYBRIDがワンツー体制を築き、快調に走行を重ねている。

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 最初のピットストップの後、僚友8号車に代わって総合トップに立った7号車は、スタートドライバーのマイク・コンウェイからホセ・マリア・ロペスにバトンタッチした後も、安定したペースでラップを重ねた。

 8号車はセバスチャン・ブエミがオーバーステアだと無線で訴えるなど、バランスはイマイチのようだったが、それでも7号車から明らかにペースが落ちるというわけではなく、2番手を堅実にキープした。

 レース開始から4時間を前に、ロペスがアウトラップでコースオフ。問題なく走行は継続したが、首位は8号車にチェンジ。2台が数秒以内の近い距離で周回を重ねていった。

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 西日が強くなってきたレース開始から4時間30分ごろ、7号車は小林可夢偉、8号車は平川亮にドライバー交代。6時間が経過した時点では、7号車が8号車を8秒ほどリードし、首位を走っている。

 ハイパーカークラス3番手はグリッケンハウス708号車。トヨタ勢からは大きく遅れているものの、リードラップを維持している。

 アルピーヌ36号車は、クラッチ関連のトラブルに見舞われてしまったようで、ピットボックスから発進できなくなりガレージイン。その後、走行を再開したがトヨタから8周ほど遅れての走行となってしまっている。

 LMP2クラスは、JOTAの38号車が後続を1分以上引き離し、クラス首位を快走。LM-GTE Proクラスは、コルベット・レーシングの63号車がクラストップ。2番手を、ポルシェ92号車とコルベット64号車が争っている状態だ。

 LM-GTE Amクラスは、ウェザーテック・レーシングのポルシェ79号車が首位。D'station Racingの777号車アストンマーチン(星野敏/藤井誠暢/チャーリー・ファグ)はクラス10番手、木村武史もドライバーに名を連ねているケッセル・レーシングの57号車フェラーリはクラス21番手だ。

 これまでは大きなトラブルなどは起きていない静かな展開だが、レースはこれから本格的なナイトセッションに突入していく。

 
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