覚醒か? 連続表彰台のマルケス弟……しかし慎重な姿勢「真のポテンシャルじゃない」

レプソル・ホンダのアレックス・マルケスは、アラゴンGPで2位に入賞。前戦フランスGPに続き、2戦連続での表彰台フィニッシュとなった。しかしマシンのポテンシャルを示した結果ではないという。

覚醒か? 連続表彰台のマルケス弟……しかし慎重な姿勢「真のポテンシャルじゃない」

 今季MotoGP最高峰クラスデビューを果たしたアレックス・マルケス(レプソル・ホンダ)は、シーズン序盤は厳しいレースが続いた。しかし先日ル・マンで行なわれたフランスGPでは、クラス初表彰台を獲得。続くアラゴンGPでも2位に入り、2戦連続での表彰台フィニッシュを果たした。

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 アラゴンの予選こそ11番手にとどまったものの、レースペースでは他を圧倒し、優勝したアレックス・リンス(スズキ)を脅かす走りを見せた。マルケス曰く、予選での順位を考えれば、表彰台フィニッシュは現実的な目標ではなかったとしながらも、レースでは最速のひとりだったことは明らかだ。

 そのマルケスは、残りのレースで一貫してトップ8フィニッシュを達成することに集中し、”ルーキーの可能性”を示すことに集中する必要があると考えている。

「これはボーナスのようなものだ」

 2戦連続表彰台を獲得したことの重要性について尋ねられたマルケスは、そう冗談を語った。

「まあ冗談はさておき、ふたつの表彰台は、実力をそのまま示したモノではないのは事実だ。そのひとつは、ウエットコンディションになったル・マンだった。だって僕は、18番手からスタートしたんだからね。でもここは、ドライコンディションでの表彰台だった。しかも多くのライダーがクラッシュしたわけではない」

「僕らはコース上で2番目に速く、ポジションを大きく上げることができた。つまり、僕らはできる限り最善の形で仕事をしているということだ。僕らは日々改善を続けている。そして諦めず、シーズンの最後まで改善を続けていく」

「次の週末に向け、110%集中している。さらに改善し、その利益を得るチャンスがあると思うからだ。しかしここでのポテンシャルが、バレンシアやポルティマオでも発揮できるかどうかも、確かめる必要がある」

「最初から速さを発揮できるようにするのは、僕らにとっては来年に向けて良いテストになるだろう。でも、僕の今の目標は、毎週末表彰台に立つことではない。それは僕らの本当のポテンシャルじゃないからだ。僕らの本当のポテンシャルは、普通の新人のようなモノだ。トップ8に安定して入り、より一貫性のある走りができるようにすることを目指し、そしてもっと自信を持てるようにしたい」

 前述の通り、マルケスはレース終盤、首位をいくリンスにプレッシャーをかけた。しかし2度のミスを犯したことにより、勝利のチャンスを失ったと考えている。

「最終ラップに入る前の時点で、僕はタイヤをしっかりとマネジメントでき、リヤタイヤのライフもしっかりと残っていることは分かっていた」

 そうマルケスは語った。

「だから僕は最後まで賢く、そしてあらゆる面でスムーズに走れるように努めている。残り2周というところで、僕はふたつのミスをした。最終コーナーと1コーナーだ。それによってコンマ数秒を失い、リンスと勝利をかけて戦うチャンスを逃してしまった」

「最終ラップ、リンスがミスを犯すことを期待して、賢明に努力した。でも、彼は最終ラップで本当に速かった。だから本当に満足だ。本当に重要な表彰台になった」

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