MotoGPマシン開発で先行するアプリリア、今度はフロントカウルに第二のウイング装着!
アプリリアはMotoGPヘレステストで、新しいウイングを備えたフロントカウルを披露した。
Dettaglio della Aprilia Racing
写真:: GPOne
MotoGPは4月27日にヘレス・サーキットで公式テストを実施。多くのチームがアップデートを持ち込んだが、アプリリアの新エアロパッケージが注目を集めた。
今シーズンのMotoGP序盤戦では、アプリリアが昨年王者のドゥカティを上回る強さを発揮し、真っ向からタイトル争いに挑んできた。2027年には新レギュレーションの導入が控えているが、チームはドゥカティに挑んでいくためには立ち止まる余裕がないことを理解しており、たとえレギュレーションサイクルの終盤であっても、継続的な革新を続けている。
New wings on the sides of the fairings
Photo by: GPOne
近年のアプリリアの躍進と、彼らの空力開発への注力ぶりは無関係ではない。ウイング自体はドゥカティが先鞭をつけたものだが、今ではMotoGPの空力におけるリーディングメーカーとしての位置に立っている。
ヘレステストで彼らが新たに投入した空力ソリューションもまた、目を引くものだった。彼らの新パーツでは、フロントカウルの上部にもウイングが備わっていたのだ。イタリアメディアが「エレファントイヤー」と命名したこのウイングは、視覚的なインパクトはもとより、MotoGPパドックにおけるトレンドとなる可能性がある。
これは実質的に、バイク前方における空力面の“第3層”を意味している。従来のメインフロントウイングや上部フェアリングのダクトに加え、アプリリアはこれまでどのチームも設置しようとしなかった領域に、この「エレファントイヤー」を追加したからだ。
つまりアプリリアは、再び新たな空力研究の領域を切り拓いたことになる。そしてRS-GP26の走行中にデータを収集するため、テールユニットに装着された目立つセンサー装置の存在からも、さらなる革新が今後も続く可能性が高いことは明らかだ。
A satellite data logger mounted on the tail section
Photo by: German Garcia
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