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復帰戦のマルケス、リスク冒して予選Q2直接進出「精神的には準備万端。でもトップ5を争う準備はできていない」

マルク・マルケスは、復帰戦のMotoGPイタリアGP初日に6番手となったものの、自身のポテンシャルについては依然として悲観的だ。

Marc Marquez, Ducati Team

Marc Marquez, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ドゥカティのマルク・マルケスは、MotoGPイタリアGPのプラクティスで6番手となったものの、自身はトップ5に入るペースすら持ち合わせていないことを認め、回復には忍耐が必要だと語った。

 フランスGPのスプリントで転倒し、フランスGP決勝とカタルニアGPを欠場したが、怪我から約3週間のイタリアGPでMotoGP復帰を果たした。

 とはいえマルケスのコンディションは当然万全ではなく、FP1後に追加の検査を受けることが義務付けられていた。そのため、マルケスはイタリアGPでまだベストなパフォーマンスを発揮できる状態にはないと認めていた。

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 フランスGPで負った足の怪我はもはや心配する必要はなくなったものの、マルケスは右肩について不安を抱えていた。過去の骨折で固定のために使われ、破損して橈骨神経に触れていたネジを、足の怪我と合わせて手術で取り除いたのだ。

 マルケスは、精神的には準備万端だと感じているものの、レースでリズムをつかむのに苦労するだろうと強調した。

「精神面では、ヘルメットを被っていない時は準備万端だ」と彼は語った。

「情熱を持っているし、情熱を持つ必要があることも分かっている。でも、ヘルメットを被ると難しくなるんだ。僕のライディングスタイルは常に、前に誰かがいたら追い抜こうとするものだ。しかし今は、精神的な準備が必要で、情熱を持って臨むように努めている」

「もちろん、今日はその1周でリスクを冒した。でも、今のところトップ5争いをする準備はできていない。だから、ラップタイムの目標も、順位の目標もない。ただ、常に前進し続けることを目標にしている」

Marc Marquez, Ducati Team

Marc Marquez, Ducati Team

Photo by: Andreas Solaro / AFP via Getty Images

 肩の手術によって、シーズン開始以来彼を悩ませていた根本的な問題は解決されたものの、マルケスは肉体的な疲労のため、週末は日を追うごとに状況が悪化していくと予想している。

「神経が擦れた時に起こるようなチクチク感は全く感じなかった」と彼は語った。

「でも、バイクに乗っている時の感覚がもっと良くなると思っていたのは事実だ。FP1ではバイクに乗っている時の感覚がもっと良くなると思っていたのに、思ったより悪かった」 

「でも、神経の働きが良くなると、新たな痛みや不快感が生じたり、姿勢が変わったりして、それに適応しなければならない。忍耐強く待つしかない。それは僕が学んだことだ。今の目標は腕を”再建”することだ。肘から肩にかけて7回も手術を受けたこの腕の限界を見極めなければならない」

「もしグリッド12番手からスタートしなければならないとしても、そうするつもりだ。理論的には、今週末はもっと悪化するはずだ。右コーナーや方向転換でまだタイムロスしているからね」

 マルケスは自身の状況について、昨年チャンピオン獲得を決めた直後のインドネシアGPで負った怪我から完全に回復するのにどれくらい時間がかかるか分からなかった今季序盤のフライアウェイラウンドと似ていると語った。

「プレシーズンに話していた頃のような状況に少し戻った感じだ」

「自分の100%がどんな状態なのか、まだ分からない。だから様子を見るしかない」

「一番大事なのは、精神的な面で準備ができていることだ。そして再び自分の100%に到達しようとしたい。なぜなら、もし精神的に準備ができていないなら、やめた方がいいからだ」

「だから、僕は準備ができているし、挑戦するつもりだ。もしかしたらできないかもしれないし、できるかもしれない。その答えは1ヵ月後に分かるかもしれないし、2週間後かもしれない。あるいは2ヵ月後かもしれない」

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