MotoGPドーハFP1:アプリリア、速さは本物か? エスパルガロ兄トップ。モルビデリはトラブル続き
MotoGP第2戦ドーハGPのフリー走行1回目が行なわれ、アプリリアのアレイシ・エスパルガロがトップタイムをマークした。中上貴晶は10番手タイムだ。

ロサイル・インターナショナル・サーキットでの連戦で行なわれているMotoGP第2戦ドーハGP。そのフリー走行1回目が行なわれ、アプリリアのアレイシ・エスパルガロがトップタイムを記録した。
フリー走行1回目は気温37℃、路面温度48℃と高温なコンディションでスタート。ナイトセッションで行なわれる予選・レースとはコンディションは違うが、各ライダーは積極的な走行を重ねた。
アレイシ・エスパルガロはセッション序盤からタイムシート上部につけていたが、最終盤のアタックで他メーカーのライバルを押しのける1分54秒779というタイムをマークし、FP1をトップで終えた。
2番手にはスズキのアレックス・リンス。3番手は開幕戦ウイナーのマーベリック・ビニャーレスとなった。
ビニャーレスが前戦から引き続いて好調を維持しているが、ヤマハ陣営には不安材料も見られた。ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリがセッション中に2度白煙を吹いてしまったのだ。モルビデリは開幕戦でホールショットデバイスに問題があったことが分かっており、トラブル続きとなってしまった。
またバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)は17番手タイムと、低調な船出となった。
4番手にはプラマックのルーキー、ホルヘ・マルティンが割って入った。他のドゥカティ勢は下位に沈んでおり、ファクトリーチームのジャック・ミラーとフランチェスコ・バニャイヤはそれぞれ18番手と20番手、ヨハン・ザルコ(プラマック)も22番手となっている。ザルコに関してはセッション序盤にターン15で転倒があったが、怪我などは負っていないようだ。
ホンダ勢ではレプソル・ホンダでマルク・マルケスの代役として出場しているステファン・ブラドルが9番手でトップ。日本の中上貴晶(LCRホンダ)は10番手につけている。ポル・エスパルガロ(レプソル・ホンダ)は12番手だ。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | |
12 | 1'54.779 | 168.741 | ||
2 | |
15 | 1'54.839 | 0.060 | 0.060 | 168.653 |
3 | |
15 | 1'54.864 | 0.085 | 0.025 | 168.616 |
4 | |
15 | 1'55.019 | 0.240 | 0.155 | 168.389 |
5 | |
11 | 1'55.125 | 0.346 | 0.106 | 168.234 |
6 | |
15 | 1'55.263 | 0.484 | 0.138 | 168.033 |
7 | |
16 | 1'55.303 | 0.524 | 0.040 | 167.974 |
8 | |
16 | 1'55.349 | 0.570 | 0.046 | 167.907 |
9 | |
18 | 1'55.393 | 0.614 | 0.044 | 167.843 |
10 | |
19 | 1'55.448 | 0.669 | 0.055 | 167.763 |
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