MotoGPイギリスFP2:クアルタラロ貫禄の首位、ペナルティのリハーサルもバッチリ。中上貴晶18番手
サマーブレイク明けのMotoGP。第12戦イギリスGPのフリー走行2回目は、ヤマハのファビオ・クアルタラロがトップ。LCRホンダの中上貴晶は、18番手だった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPの第12戦イギリスGPのフリー走行2回目は、ヤマハのファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。
45分のセッションは序盤から各車が精力的に周回。セッション開始10分も経たずに、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが1分59秒681をマークし、FP1でヨハン・ザルコ(プラマック)が記録したトップタイムを上回った。
一旦、各車がピットに戻りセッション中盤はタイムシートの変動も落ち着いていたが、残り時間20分ごろから再びコース上がにぎやかに。前後にソフトタイヤを履いたアレックス・リンス(スズキ)が1分1分59秒246までタイムアップした。
リンス以外はミディアムタイヤを履くマシンが多かったが、セッション終盤のアタック合戦では、ソフトタイヤを履くマシンの割合も増えていった。
残り3分を切ると、リンスのタイムをチームメイトのジョアン・ミルやエスパルガロが上回っていく。残り時間がゼロとなったタイミングでは、クアルタラロがトップに立っていた。
各車のラストアタックでもクアルタラロのタイムを上回るモノはおらず、クアルタラロがFP2トップ。唯一1分58秒台のタイムとなった。
2番手にミル、3番手にマーベリック・ビニャーレス(アプリリア)というオーダーだ。
クアルタラロは前戦オランダGPでの接触により、決勝レースでのロングラップペナルティを科せられている。できるだけタイムロスを減らそうと、FP1に引き続きこのセッションでもターン14でペナルティを何度も”リハーサル”していた。
LCRホンダの中上貴晶は18番手。FP1を5番手で終え、セッションの大半でトップ10にいたが、最後のアタック合戦でタイムが伸びず。予選Q1をスキップできる総合トップ10まで0.6秒以上後方という位置で、グランプリ初日を終えることになった。
順位 | ライダー | 周回数 | タイム | 差 | 前車との差 | 平均速度 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | ファビオ クアルタラロ | 15 | 1'58.946 | 178.296 | ||
2 | ジョアン ミル | 16 | 1'59.100 | 0.154 | 0.154 | 178.065 |
3 | マーベリック ビニャーレス | 15 | 1'59.123 | 0.177 | 0.023 | 178.031 |
4 | ヨハン ザルコ | 15 | 1'59.134 | 0.188 | 0.011 | 178.014 |
5 | アレイシ エスパルガロ | 15 | 1'59.153 | 0.207 | 0.019 | 177.986 |
6 | ミゲル オリベイラ | 15 | 1'59.163 | 0.217 | 0.010 | 177.971 |
7 | アレックス リンス | 18 | 1'59.246 | 0.300 | 0.083 | 177.847 |
8 | エネア バスティアニーニ | 16 | 1'59.358 | 0.412 | 0.112 | 177.680 |
9 | ジャック ミラー | 14 | 1'59.364 | 0.418 | 0.006 | 177.671 |
10 | マルコ ベッツェッキ | 17 | 1'59.378 | 0.432 | 0.014 | 177.650 |
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