MotoGP ドイツGP
もうヤマハの改善を信じられない? クアルタラロ「ここ数年の進化からすると……」マルケス同様にヤマハ社長とも面会済み
ファビオ・クアルタラロは2024年に向けて『ヤマハがマシンを改善してくる』という自信を持てずにいるという。
Lewis Duncan Sebastian Fränzschky
編集: 2023/06/18 14:46
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ヤマハからMotoGPに参戦するファビオ・クアルタラロは、2024年シーズンに向けて必要とされるマシンのパフォーマンスアップをチームが達成できるかどうか不安に思っているようだ。
クアルタラロは2023年シーズンが始まって以来、表彰台獲得はアメリカズGPでの1回に留まっており、タイトル争いではライバルに大きな差をつけられてしまっている。
彼のヤマハに対する不満はかなり大きく、「この4年でマシンはほとんど進歩していない」というコメントすら漏れ出ていた。
そして彼は今では、不満を口にするだけではなく、2024年シーズンにヤマハがマシンをしっかり進歩させることができるのか、その自信も失っているようだ。
来シーズンのマシン開発について尋ねられたクアルタラロは、次のように答えた。
「まあ、僕らは何年も何か大きな変化を待っていた。彼らが来年に向けて本当に、本当に良いバイクを持ち込んでくれることを願っている」
「でも、ここ数年の進化からして、僕は自信を持てていない」
「こうしたポジションを争っている時、自信を持つことは難しい。プレシーズンの段階では彼らもハードに取り組んでくれていたけど、何も改善を見つけられなかった」
「だから懸命に働いてくれていることは分かっていても、改善できるかどうかは分からないんだ」
「ヤマハは懸命に取り組んでくれている。これは凄く大事なことだ。今季終盤と来季に向けて、彼らが一歩を踏み出すための適切なモノを見つけ出してくれることを願っている」
Fabio Quartararo, Yamaha Factory Racing
Photo by: Alexander Trienitz
苦戦にあえぐヤマハの状況は、同じ日本勢のホンダと重なって見えるところがある。ホンダ陣営ではマルク・マルケスが先のイタリアGPで本社幹部に直談判を行なっていたが、実はクアルタラロもスペインGPでヤマハ社長とミーティングを行なっていたという。
「ヤマハの社長とはもう会ってきたよ」と、彼は言う。
「だからプロセスが加速していくことを期待しているし、社長も僕らが(ライバルの)トップブランドから遠く離されてしまっていることを理解していると思う」
「社長が(スペインに)来ていたから、(ミーティングを)要望したんだ。予定されていたものじゃなかったということだ。僕の考えは『僕たちはファイターで、勝ちたいと思っているし、このポジションには甘んじたくない。誰もこんなリザルトのために戦いを楽しんではいないと思う』というモノで、そうした考えから社長との面談を要望したんだ」
なお6月17日に行なわれたドイツGPのスプリントレースで、クアルタラロは予選12番手から13位でのフィニッシュと、またしても厳しい結果となった。
彼はスプリントを振り返ると「タフな1日だった。1日中ね」と答え、さらにこう続けた。
「予選はあまりうまく行かなかった。特にウエットパッチにはここ何年も苦戦してしまっている」
「(予選の)ラストラップは良くなっていたけど、黄旗に捕まってしまったからね。少しはタイムアップできていたとは思う。でも快適には感じられていなかった。そしてスプリントでは、前(エネア・バスティアニーニ/ドゥカティ)に詰まってしまったんだ」
「フィーリングも良くなかった。だから少なくとも戦えるように、できるだけ早く解決策を見つけなくちゃいけない」
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