クアルタラロ、“自分に集中”。「ビニャーレス離脱……あまり悲しみはない」

ヤマハはマーベリック・ビニャーレスが早期離脱することとなったが、チームメイトだったファビオ・クアルタラロはその事について「あまり悲しみはない」と語った。

クアルタラロ、“自分に集中”。「ビニャーレス離脱……あまり悲しみはない」

 ヤマハは2021年シーズン途中で、2年契約を締結済みだったマーベリック・ビニャーレスとの関係を解消。クアルタラロはレギュラーライダーとしては一人で戦わなくてはならない状況となった。しかし、彼はチームメイトの離脱に影響を受けていないという。

 ヤマハはビニャーレスが第10戦スティリアGPで故意にマシンへダメージを与えようとした結果、次戦オーストリアGPで出場停止の処分を下した。後にビニャーレスは謝罪したものの、両者は結局契約の即時終了という道を選んだ。

 第12戦イギリスGPでヤマハはビニャーレスの代役として、テストライダーであるカル・クラッチローを起用。ひとまずクアルタラロのみの体制は脱することになった。

 シーズン中のライダー離脱というあまり多くはない事態だが、クアルタラロにビニャーレスの離脱について残念に思うかと訊くと、彼は自分の仕事に集中しているため、あまり影響はないと答えた。

「そのことについては、本当に気にしていないんだ」

「僕は自分の仕事に集中しているし、そのことであまり影響されることもない」

「だから、悲しみも感じていない。僕はただ自分のことを楽しんでいる。これは個人競技だし、今週は新しいチームメイトもいるからね」

「だから、あまり悲しくないんだ」

 イギリスGPではクラッチローが代役を務めるが、ヤマハはそれ以降のレースでは怪我で休養をとっていたフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)を起用すると考えられており、彼は2022年にはそのままファクトリーチームへと加わる見込みだ。

 ビニャーレスは謝罪の後、イギリスGPで復帰するのではないかとも言われていた。昨年までチームメイトだったバレンティーノ・ロッシ(ペトロナス・ヤマハSRT)もチームと和解して、ビニャーレスがシーズンを走り切ると見ていたひとりだった。

 ロッシは今季限りでの引退を発表したところだが、ビニャーレスの代役としてヤマハファクトリーチームでキャリアを終えることはないと語っている。

「正直にいって、彼らはこの状況を解決できると思っていた。でもあなた達と同じように、僕も多くは分かっていない」

 ビニャーレスの件について意見を訊かれたロッシは、motorsport.comにそう答えた。

「彼らは他の問題を抱えているのかもしれないし、この件が他の行動を引き起こすというのも確かだ」

「だから今後数戦で分かってくるだろう。とにかく、マーベリックはできるだけ早くアプリリアに乗るだろう」

「アプリリアはかなり競争力があるようだし、マーベリックはとても早いライダーだ。興味深いものになるだろう」

「だからシーズン後半戦は興味深いものになるだろうね」

「そして誰がファクトリーチームに行くのか……それはフランコかもしれないし、それから僕のチームメイトが誰になるのかも、だ」

「ファクトリーチームについてだけど、僕はシーズンの終わりまでここペトロナスに留まるだろう」

 

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