ビニャーレスのヤマハ離脱、バレンティーノ・ロッシの“引退 or 続行”の決定に影響なし? 

6月末、ヤマハとマーベリック・ビニャーレスは契約を2021年限りで解消することに合意した。チーム編成にも影響があることが予想されるが、バレンティーノ・ロッシは自身の将来への判断に影響は及ばないと語っている。

ビニャーレスのヤマハ離脱、バレンティーノ・ロッシの“引退 or 続行”の決定に影響なし? 

 6月28日、MotoGPが前半戦締めくくりとなる第9戦オランダGPを終えた翌日に、ヤマハはライダーのマーベリック・ビニャーレスとの契約を2021年限りで解消することに合意したと発表した。

 彼らの関係が険しくなっているシグナルは以前から発せられていたが、2022年まで結んでいた契約を早期に終了させる決断に至ったことで、ヤマハも来季のライダー選定という問題を抱えることになる。

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 空いたファクトリーチームのシートには、ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリが昇格することが考えられる。ただその場合ペトロナスSRTは来季に向けライダーを見繕う必要が出てくる。

 そしてそれは現在ペトロナス・ヤマハSRTに所属するバレンティーノ・ロッシの将来にも影響があるのではないか? そういった考えも浮かんでくる。

 2022年以降も現役を続行するのか、引退となるのか……注目が集まっているロッシは、ビニャーレスのヤマハ離脱が彼のプランに影響を及ぼすことになるかを訊かれると、次のように答えた。

「次の週には何かが変わっているかもしれないし、予想外のことが起こるかもしれない」

「でも確実なのは、それ(ビニャーレスのヤマハ離脱)は僕の決定を変えるわけじゃないってことだ。なぜなら(現役続行かどうかの)決断は結果に関連しているからね」

「だから他のチームや、他のヤマハ勢に何かが起こっても、(自身の計画に)大きな違いはない」

 ロッシはサマーブレイク期間に将来について考えると語ってきたが、前半戦最後のオランダGPでは序盤7周目にクラッシュ。リタイアで終えた。前半9戦でポイントを獲得したレースは4戦で、獲得ポイントは17という苦しい状況だ。

 ただオランダGPの結果自体は、決断に向けた決定的な要因にはならないと彼は話している。

「常々言ってきたけど、今年は厳しいことになっているし、大きなチャレンジになっている」

「でも来年に向けた決断は、結果に大きく左右されるものだ」

「だからシーズン前半戦の結果は僕らが期待していたようなものにはなっていない。もっと強く、良いポジションを争っていくことを望んでいたんだ。今回の結果も助けにはならない」

「今はその(決定を話す)時じゃない。シーズン初めに来年のことはサマーブレイク中に決めると話していたけど、こういうことになった。決まり次第お知らせするよ」

 なおロッシは自身の主宰するチーム、VR46が2022年からMotoGPクラスへの参戦を開始する。そしてチームを支援するサウジアラビアのアブドルアジーズ・ビン・アブドゥラ・アール・サウード王子が最近になり、ロッシとルカ・マリーニの兄弟参戦を望む旨をコメントしていたため、一時はVR46で現役続行かと、にわかに盛り上がった。

 しかしその後、ロッシはVR46での現役継続は難しく、実現の可能性が低いと厳しい見方を語っている。

 

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