MotoGPのアレイシ・エスパルガロ、マレーシアでコロナ規制違反が発覚! FIMが警告受ける事態に
セパン・サーキットでMotoGPのシェイクダウンテストに参加していたアレイシ・エスパルガロは、新型コロナウイルス対策のバブルプロトコル違反があり、FIMが警告を受ける事態となった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは現在、2022年シーズンに向けてプレシーズンテスト開催地のマレーシア、セパン・インターナショナル・サーキットに各チームが集結。1月末からは3日間のシェイクダウンテストが行なわれ、各メーカーのテストライダー、及びコンセッション(優遇措置)が適用されるアプリリアからはレギュラーライダーも走行に参加した。
そしてアプリリアのアレイシ・エスパルガロが、同地で新型コロナウイルス対策のバブルプロトコルに違反。MotoGPを統括するFIMが警告を受けとることになった。
昨年末から世界的な広がりを見せている、新型コロナウイルスのオミクロン株。影響はマレーシアにも及んでおり、当局はMotoGPのテスト開催にあたって厳格なバブルプロトコルの実施を義務付けることになった。
バブルプロトコルは全員にホテル滞在を義務付け、出入りはサーキットとホテル間のみが許可という形だ。
しかし2月3日、エスパルガロはInstagramにMotoGP関係者の滞在するクアラルンプールのホテルエリアから20km離れた場所で、トレーニングを行なっている画像を投稿。これによってバブルプロトコルへの違反が発覚したのだ。
セパン・サーキット関係者はこの事態を受け、FIMへと連絡。マレーシアの新型コロナウイルス対策を守らない場合、関連当局へこの件の対応を付託することになると警告を発した。
なお当該の通達メールにはエスパルガロ自体の名前は記されていないが、ライダーが”バブルと規制を回避し続けている”と指摘しており、衛生上の違反かつ重大な罪であり、サーキット側が当局に対して”良くない立場”に置かれていると伝えている。
motorsport.comの調べでは、エスパルガロは警告を受け取った際にシェイクダウンを含むテストウィーク全体でバブルプロトコルの規制が実施されていることを知らなかったという。そして、今後は違反行為を繰り返さないと話した。
MotoGPライダーが新型コロナウイルスに関連する規制で警告を受ける事態は初めてではない。2020年には数名のライダーがバブルを破って帰宅したことがあり、その際には国際ロードレーシングチーム協会がパドック向けに警告を発していた。
新型コロナウイルスの影響でMotoGPはカレンダー変更が続いてきたが、2022年シーズンは2月4日現在でまだ開催カレンダーに変更は発生していない。開幕戦は3月6日にカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで行なわれる予定だ。
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