マルケス、スプリント勝っても表情冴えず「改善が必須。できなかったら決勝は3位」
ドゥカティのマルク・マルケスはMotoGPドイツGPスプリントで勝利したものの、さらに改善できなければ決勝では3位がせいぜいだろうと予想している。
Marc Marquez, Ducati Team
写真:: Gold and Goose Photography / Getty Images
MotoGP第11戦ドイツGPのスプリントレースで勝利したマルク・マルケス(ドゥカティ)は、決勝レースに向けては弱気で、もう一歩改善できなければ3位が現実的に狙える最大限の結果だろうと考えている。
マルク・マルケスは予選でポールポジションを獲得し、スプリントレースでは弟のアレックス・マルケス(グレシーニ)を僅差に従えてレースを展開。最後まで相手にオーバーテイクを許さない走りでスプリント勝利を果たした。
だがマルク・マルケスは今回のスプリントでは自分が最速だったとは考えていない。むしろこのままでは最高峰クラスにおけるドイツGPの10勝目は厳しいと予想しているのだ。
「ザクセンリンクだと、勝つことが当たり前だと思われてしまうんだ」と、マルク・マルケスは言う。
「今は課題がある。なぜ他のライバルたちにこれほど接近された状態でフィニッシュしたのかというね」
「間違いなく、彼らにはもっとポテンシャルがあった。でも僕がスタートで先頭を維持して、僕のペースを押し付けることができたんだ。いずれにしても、明日に向けて改善が必須だ。できなければ、3位フィニッシュになるだろう」
マルク・マルケスはスプリントレース中ずっとバイクを快適に感じられていなかったと説明している。スプリントに向けてチームが行なったセットアップ変更が彼の好みと合致していなかったのだ。
具体的な問題は語らなかったものの、この状態が続けば長丁場の決勝でトップを維持し続けることはとても難しいと彼は語った。
Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Ronny Hartmann / AFP via Getty Images
「レースを通じてずっと違和感があった。何故なのかを解明する必要がある。たしかに勝ったけど、全然快適じゃなかったんだ」
「スプリントに向けて変更を施したんだけど、それが助けになっていないようだった。気温が上がったせいなのかもしれない。明日の30周以上のレースに向けて何をすべきなのかを把握しないと、厳しいことになるだろう」
「とても安定したペースでは走れていたけど、ふわふわしていてね。望んだライディングができていなかった。それでもスプリントを勝つには十分だった。明日のウォームアップで前進できるか試してみよう」
マルク・マルケスはここ数ヵ月、肉体的なコンディションの制限にも直面してきた。5月には右肩の手術を受けて快調に向かっているものの、まだ完全回復には至っていない。
なおドイツGPのザクセンリンクは反時計回りのため、彼にとって負荷は少なくなるコースのひとつだ。
体調について尋ねられたマルク・マルケスは次のように答えている。
「このコースだと肩の調子もいい。肘に少し痛みはあるけれど、支障をきたすものではないよ」
そしてマルク・マルケスは、スプリントレースでは弟のアレックス・マルケスがカタルニアGPでのクラッシュによる怪我の影響さえなければ勝てていたはずだとも語った。
Alex Marquez, Gresini Racing, Marc Marquez, Ducati Team
Photo by: Gold and Goose Photography / Getty Images
「弟がまた彼本来の走りをしている姿を見られて凄く嬉しいよ。カタルニアGPの事故がなければ、今日はアレックスがリードしていただろう。オランダGPや今日見られたように、弟は素晴らしいライディングをしている」
「昨年、弟は2位だったし、今年も最速ライダーのひとりだ。ただ不運で3戦も欠場する羽目になってしまったんだ」
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