スーパーフォーミュラ 第8戦:SUGO

東北出身・小林利徠斗がSUGO戦予選6番手で沸かせる。同世代のライバル野村も称賛「上手いな、って」

スーパーフォーミュラ第8戦SUGOではルーキーの小林利徠斗が予選6番手を獲得。同じくルーキーで8番手に入った野村勇斗も、同世代のライバルのドライビングを称賛した。

戎井健一郎

公開日時: 2026/08/08 11:39

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Rikuto Kobayashi, KDDI TGMGP TGR-DC

写真:: Masahide Kamio

 宮城県のスポーツランドSUGOで行なわれているスーパーフォーミュラ第8戦。山形県出身で、ここSUGOをホームコースとするルーキーの小林利徠斗(KDDI TGMGP TGR-DC)が予選6番手に食い込んだことは、大きなサプライズであった。

 小林は開幕前のテストからなかなかパフォーマンスを出せずにいたが、チームメイトで同姓の先輩・小林可夢偉がマシンセットアップを先導していったことで尻上がりに調子を上げ、第5戦鈴鹿で初めて予選Q2に進出して8番手。第6戦富士ではダンプ路面というトリッキーなコンディションも味方に4番手を獲得した。

 そして今回のSUGO戦のQ2で小林は、1分05秒308という好タイムをマーク。牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)にわずか0.003秒届かず、トップ5が進めるQ3を走ることは叶わなかったが、ドライの予選での最高順位を更新した。

「クルマが回を重ねるごとに着実に良くなってきています。あとは今回いい感じに噛み合ったというところですかね」

 予選を振り返り、そう語った小林。「地元の力ですかね?」と聞かれ、照れくさそうにしていたが、自身が所属しているカートチームの面々も応援に駆けつけていたこともあり、「よく知っている人たちが応援しにきていただけると、嬉しいですね」と語った。

 そんな小林と同い年のルーキー、野村勇斗(San-Ei Gen with B-Max)も1分05秒332で8番手に食い込んだ。ふたりは同世代で、それぞれトヨタ(小林)とホンダ(野村)の将来を担う有望株とあって、どうしても比較されがちだ。

写真: Masahide Kamio

 野村は特別小林を意識しているというわけではないようだが、予選後に小林のアタックラップの車載映像をSFgoで確認していたようで、「速かったですね。オンボード見ましたけど、上手いなって」と話した。

 同じドライバーとして、“上手い”と感じたのはどういった点なのか?

「SUGOって、アタックをまとめるのが結構大変です」

「狭いですし、ちょっとしたスロットル操作でトラクションがすっぽ抜けたりしますが、その中で普通にまとめていて、速かったと思います」

「特にセクター1、2がかなり難しいです。(高速の)SPコーナーでは『とりあえず行っちゃえ!』という感じになるのですが、テクニックの差が出るのは(低中速の)前半セクターだと思います」

 そう語る野村自身も、あと0.027秒速ければQ3進出を果たせていた。「Q3行けるポテンシャルは多分あったと思いますけど、僕がもうちょっといければ……。流石に1分04秒台は見えませんが、100分の5秒くらいは絞り出せたんじゃないか」と悔しがった。

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