市役所でレーシングカーが見られる! B-Max Racingが提携する綾瀬市の市庁舎でスーパーフォーミュラ車両展示をスタート。3月中旬まで
B-Max Racing Teamは、提携する神奈川県綾瀬市の市役所庁舎でスーパーフォーミュラの車両展示をスタート。そのオープニングセレモニーが実施された。

B-Max Racing Teamは、チームの拠点を構える神奈川県綾瀬市の市役所庁舎にてスーパーフォーミュラの車両展示をスタート。その初日となる2月4日にはオープニングセレモニーが実施され、多くのファンが綾瀬市役所に駆け付けた。
B-Max Racingは昨年、綾瀬市と「綾瀬市の活性化に向けた連携協力に関する覚書」を締結。両者が密接に連携してモータースポーツの振興、綾瀬市とその産業の振興に取り組んでいくことになった。その連携が形になったもののひとつが、この車両展示というわけだ。
市庁舎の1階ロビーには、昨シーズン仕様のカラーリングが施されたSF14が鎮座。昨年の最終ラウンドからサイドポンツーンにあしらわれている“AYASE PRIDE”の文字も健在だ。その他各種説明パネルや、ドライバーの松下信治が使用した装備品、Spark製のモデルカーなども展示された。

綾瀬市役所 スーパーフォーミュラ車両展示
Photo by: Motorsport.com / Japan
オープニングセレモニーには綾瀬市の古塩政由市長をはじめ、B-Max Racingの組田龍司総代表、本山哲監督、そして松下が出席した。セレモニー開始は10時だったが、その姿を一目見ようと早朝6時から庁舎前に並んでいたファンもいたとのこと。セレモニー後の交流会に向けて整理券配布が行なわれたということもあって、8時半の段階で約70名が列を作っていたということだ。
セレモニーでは古塩市長が挨拶。自身も昨年は2度サーキットに足を運んだという古塩市長は、「今回の展示を通して多くの人にモータースポーツの魅力に触れてほしい」と語った。また本山監督も「僕が現役の時は市役所にレーシングカーが置かれるようなことはなかった。皆さんが思っている以上にすごいことだと思う」とコメント。そして松下は多くのファンが駆け付けたことを喜びつつ、「ただ1番目に並んでいた方が本山さんのファンということで……(笑)。僕もまだまだ頑張らないといけないなと思いました」とのジョークで会場を沸かせた。

綾瀬市役所 スーパーフォーミュラ車両展示
Photo by: Motorsport.com / Japan
セレモニーの後は松下と本山監督によるサイン会が実施され、その後はファンとの記念撮影なども行なわれた。綾瀬市の担当者もB-Max Racingの関係者も、想定以上の反響に驚いていた様子だった。
なお当初は2月末までを予定していた展示だが、3月17日まで延長されるとのこと。週末のレースファン向けのイベント等でスーパーフォーミュラ車両が展示されるケースは多いが、市役所庁舎に約1ヵ月半の長期に渡って車両が置かれるのは異例と言える。ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
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