スーパーフォーミュラ 第1戦・第2戦鈴鹿

見たかオラ! 牧野任祐、前日の雪辱果たす優勝に雄叫び「なんとかリベンジすることができた」

スーパーフォーミュラ第2戦鈴鹿で優勝した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が、その胸中を明かした。

松本 和己

編集: 2025/03/09 10:48

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Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

写真:: Masahide Kamio

 鈴鹿で行なわれた、ダブルヘッダーのスーパーフォーミュラ開幕ラウンド。第2戦で優勝した牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)は、フィニッシュ後にその感情を爆発させた。

 週末を通して好調だったDOCOMO TEAM DANDELION RACING。第1戦の予選では太田格之進と共に牧野はグリッド2列目を占めた。しかしレース展開は牧野の味方をしなかった。

 タイヤ交換義務の消化が可能となる10周目にセーフティカー(SC)が出動していたため各車が一斉にタイヤ交換を行なったが、チームメイトの太田に先行を許していた牧野は2台同時ピットインの割りを食い、さらにエンジンストールにも見舞われてしまったのだ。

 それでも牧野はなんとか追い上げ、10位1ポイントを獲得していたが、速さを結果につなげられなかった悔しさは大きかっただろう。

 第2戦でも牧野は予選で5番手と、太田の前に出ることはできなかったが、スタートでTEAM MUGENの2台に次ぐ3番手につけると、素晴らしいレースペースで快走。ピットウインドウのない今回のレース、太田含め他のライバルが1、2周目にピットインする戦略を選ぶ中、レース中盤まで安定した速さで周回を重ねた。

 20周目にタイヤを変えた牧野は、ピットアウト直後に首位を走る太田に交わされたものの、すぐさま猛烈なペースで太田に接近。24周目の130Rで太田を豪快にパスして首位に浮上すると、レース最終盤にセーフティカーが出動しそのままチェッカーとなった。

 フィニッシュ後、パルクフェルメに帰ってきた牧野はマシンの上に立ち、「見たかオラァ! よっしゃあ!」と感情を爆発させていた。

Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

Tadasuke Makino, DOCOMO TEAM DANDELION RACING

写真: Masahide Kamio

 レース後の記者会見で、その心境を聞かれた牧野は鈴鹿で勝てたということも含め、嬉しい結果だったと語った。

「昨日のレースはピットで落としてしまって、仕方ないと言えば仕方ないんですけど、ただピット作業入る前エンジン止まっちゃったりとか、そういうのがなければもうちょっとポイントも獲れただろうし……そんな中で1ポイント獲れましたけど、内容的には自分自身めちゃくちゃ悔しい内容でした」

「今日なんとかリベンジすることができたので、シーズンのことを考えても良かったですし、個人的にも鈴鹿で勝てたというのが嬉しいですね」

 鈴鹿では、昨年の最終ラウンドから今季の第1戦まで太田が3連勝。昨年、牧野はチャンピオン争いに残っていただけに、忸怩たる思いを抱えていたようだ。

「昨年の最終戦、僕がチャンピオン争いしてて、6号車の太田選手が隣で2連勝してるのを間近で見ていました。ポテンシャル的にもチャンピオン争いをしていた僕が2連勝していたらチャンピオンになる可能性もあったと思います。そんな中で昨日の開幕戦は太田選手が優勝して。自分はそもそもスタート直後後ろに回ったんで、結果は仕方ないですが色々考えることはありました」

「気持ちを切り替えて臨みましたが予選もパッとしなくて、本当にどうしようかなと思ってたんですけど、結果的に優勝できて、良いレースができたのでひとまず安心しています」

 レース戦略については、チームメイトとの位置関係から事前に決められない中でも、思い描いていた展開通りにレースを進められたという。

「チームメイトが近くにいることで作戦の幅がある意味狭まるし、スタートでどっちが前に行くか次第で展開が全て変わるっていう、決め打ちができない状況でした」

「色々決めていたことはあったんですが、そのバリエーションがありすぎて大変だなと思っていました。ただ、ああなった以上もう(ピットインを)引っ張るしかないなと薄々思っていましたし、なんとなく描いてた展開だったのかなと思います」

 次戦(4月18~20日)はもてぎでのダブルヘッダー。時期は大きく異なるとはいえ、昨年8月のレースでは優勝した、牧野にとってゲンの良いサーキットだ。

「時期が全然違いますけど、優勝もできたサーキットですし、昨シーズンは良いバトルができました。個人的にもすごい好きなサーキットなので2レースともしっかり取れるように、また次に向けて有意義に時間を使いたいなと思ってます」

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