スーパーフォーミュラ開幕前テスト、初日は雨模様……。好タイム連発ブラウニングが130Rで大クラッシュも無事、最速は佐藤蓮
鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーフォーミュラ合同テストの初日は、終日ウエットコンディションとなり、大きなアクシデントも発生。トップタイムは佐藤蓮が記録した。
写真:: Masahide Kamio
4月4日〜5日のモビリティリゾートもてぎ戦で開幕する2026年のスーパーフォーミュラ。開幕を前に、鈴鹿サーキットで2日間の合同テストがスタートした。雨の中行なわれた初日のトップタイムは佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。
シーズン開幕前唯一のテスト機会である今回の鈴鹿テスト。ただ初日は朝から雨模様となり、各車路面コンディションと相談しながらの走行となった。
朝から雨が降り続いていたこともあり、午前10時に最初のセッションがスタートした時点で路面はフルウエット。最初の1時間が終了した段階では、佐藤、 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)ら昨年の鈴鹿戦で速さを見せたドライバーたちが順当に上位に並んだ。
一方、今季から参戦のWRC(世界ラリー選手権)王者カッレ・ロバンペラ(KCMG)は、メカニカルトラブルにより最初の1時間でわずか2周しかできず、多くの時間をガレージで過ごした。彼は昨年12月のテストでも体調不良によりわずかな時間しか走行できていないため、少しでもマイレージを稼ぎたいところだが、出鼻をくじかれた格好だ。
その後、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)がヘアピンでコースオフしたことにより赤旗が出されたが、残り15分ほどでセッション再開。終盤に各車のベストタイムが塗り替えられる中、好タイムを出したのはフラガで、唯一の1分47秒台を叩き出しトップで午前セッションを終えた。
2番手は太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、3番手は佐藤。佐藤はセッション最終盤にデグナー2個目でコースオフして赤旗の原因を作ってしまったが、バリアへの接触は免れることができた。
そしてルーキー勢最上位の4番手につけたのが、REALIZE KONDO RACINGのルーク・ブラウニング。ウイリアムズF1チームのテストドライバーも務めるブラウニングは自身2度目のスーパーフォーミュラテストながら、さすがF1候補生と言うべきパフォーマンスを見せた。
また、テストの直前に参戦が発表されたBuzz MK RACINGのロマン・スタネックは、このセッションが新車シェイクダウンに。10周を走り20番手タイムであった。
14時に午後のセッションがスタートする際には雨も小雨だったものの、次第に雨脚は強くなっていき、リスクを鑑みて走行を早々に切り上げるドライバーもいた。1分47秒104をマークして午後セッション、そして初日全体のトップとなった佐藤も、午後は10周を走るのみにとどめた。
牧野に続いて午後の3番手につけたフラガは、開始30分頃にスプーンでクラッシュを喫した。午前の小林、午後の佐藤のコースオフも含めて、路面の張り替えが行なわれた西コースでの出来事。路面の水はけの悪さを指摘する声もあった。
そして西コースでは、さらに大きなアクシデントが発生した。午後も5番手タイムと好調だったブラウニングが、130Rでスピン。スポンジバリアにぶつかって跳ね上がったマシンは、タイヤバリアを越えたところに着地した。派手なアクシデントだったためブラウニングの身体が心配されたが、幸いにも無事にマシンから脱出して自力で歩くことができた。またテスト後のメディアセッションにも予定通り参加し、元気な姿を見せた。
スーパーフォーミュラ鈴鹿テストは26日(木)も実施される。午前のセッションは10時から2時間、午後のセッションは14時から1時間50分実施された後、2組に分かれた10分ずつの走行時間が設けられる。
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