テストレポート
スーパーフォーミュラ 鈴鹿公式テスト
スーパーフォーミュラ開幕前テスト、初日は雨模様……。好タイム連発ブラウニングが130Rで大クラッシュも無事、最速は佐藤蓮
鈴鹿サーキットで行なわれているスーパーフォーミュラ合同テストの初日は、終日ウエットコンディションとなり、大きなアクシデントも発生。トップタイムは佐藤蓮が記録した。
戎井健一郎
編集: 2026/02/25 9:59
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

写真:: Masahide Kamio
4月4日〜5日のモビリティリゾートもてぎ戦で開幕する2026年のスーパーフォーミュラ。開幕を前に、鈴鹿サーキットで2日間の合同テストがスタートした。雨の中行なわれた初日のトップタイムは佐藤蓮(PONOS NAKAJIMA RACING)だった。
シーズン開幕前唯一のテスト機会である今回の鈴鹿テスト。ただ初日は朝から雨模様となり、各車路面コンディションと相談しながらの走行となった。
朝から雨が降り続いていたこともあり、午前10時に最初のセッションがスタートした時点で路面はフルウエット。最初の1時間が終了した段階では、佐藤、 牧野任祐(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)、イゴール・オオムラ・フラガ(PONOS NAKAJIMA RACING)ら昨年の鈴鹿戦で速さを見せたドライバーたちが順当に上位に並んだ。
一方、今季から参戦のWRC(世界ラリー選手権)王者カッレ・ロバンペラ(KCMG)は、メカニカルトラブルにより最初の1時間でわずか2周しかできず、多くの時間をガレージで過ごした。彼は昨年12月のテストでも体調不良によりわずかな時間しか走行できていないため、少しでもマイレージを稼ぎたいところだが、出鼻をくじかれた格好だ。
その後、小林可夢偉(KDDI TGMGP TGR-DC)がヘアピンでコースオフしたことにより赤旗が出されたが、残り15分ほどでセッション再開。終盤に各車のベストタイムが塗り替えられる中、好タイムを出したのはフラガで、唯一の1分47秒台を叩き出しトップで午前セッションを終えた。
2番手は太田格之進(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)で、3番手は佐藤。佐藤はセッション最終盤にデグナー2個目でコースオフして赤旗の原因を作ってしまったが、バリアへの接触は免れることができた。
そしてルーキー勢最上位の4番手につけたのが、REALIZE KONDO RACINGのルーク・ブラウニング。ウイリアムズF1チームのテストドライバーも務めるブラウニングは自身2度目のスーパーフォーミュラテストながら、さすがF1候補生と言うべきパフォーマンスを見せた。
また、テストの直前に参戦が発表されたBuzz MK RACINGのロマン・スタネックは、このセッションが新車シェイクダウンに。10周を走り20番手タイムであった。
14時に午後のセッションがスタートする際には雨も小雨だったものの、次第に雨脚は強くなっていき、リスクを鑑みて走行を早々に切り上げるドライバーもいた。1分47秒104をマークして午後セッション、そして初日全体のトップとなった佐藤も、午後は10周を走るのみにとどめた。
牧野に続いて午後の3番手につけたフラガは、開始30分頃にスプーンでクラッシュを喫した。午前の小林、午後の佐藤のコースオフも含めて、路面の張り替えが行なわれた西コースでの出来事。路面の水はけの悪さを指摘する声もあった。
そして西コースでは、さらに大きなアクシデントが発生した。午後も5番手タイムと好調だったブラウニングが、130Rでスピン。スポンジバリアにぶつかって跳ね上がったマシンは、タイヤバリアを越えたところに着地した。派手なアクシデントだったためブラウニングの身体が心配されたが、幸いにも無事にマシンから脱出して自力で歩くことができた。またテスト後のメディアセッションにも予定通り参加し、元気な姿を見せた。
スーパーフォーミュラ鈴鹿テストは26日(木)も実施される。午前のセッションは10時から2時間、午後のセッションは14時から1時間50分実施された後、2組に分かれた10分ずつの走行時間が設けられる。
関連ニュース:
スーパーフォーミュラ最速タイムは佐藤蓮。ブラウニングが130Rで大クラッシュ|スーパーフォーミュラ合同テスト:セッション2タイム結果
スーパーフォーミュラ【動画】ルーク・ブラウニングが130Rでバリア越える大クラッシュ|SF鈴鹿テスト
あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 最速タイムは佐藤蓮。ブラウニングが130Rで大クラッシュ|スーパーフォーミュラ合同テスト:セッション2タイム結果
次の記事 鈴鹿の130Rでバリア超え大クラッシュのブラウニング、無傷でマシンから脱出。逆さまに落下も「HANSが僕の首を守ってくれた」
More from
戎井健一郎

ザック・オサリバン、エンヴィジョンから来季フォーミュラE参戦が決定。元ウイリアムズF1育成、直近2年は日本で活躍
フォーミュラE
フォーミュラE 2 日前
ザック・オサリバン、エンヴィジョンから来季フォーミュラE参戦が決定。元ウイリアムズF1育成、直近2年は日本で活躍

スーパーGT第6戦SUGOのエントリーリスト発表。前戦大クラッシュの埼玉Green Braveも名を連ねる
スーパーGT
スーパーGT 9 日前
スーパーGT第6戦SUGOのエントリーリスト発表。前戦大クラッシュの埼玉Green Braveも名を連ねる

「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”
スーパーGT
スーパーGT
第5戦:鈴鹿
22 日前
「こんなもんでいいんだよ」ベテラン野尻智紀が、初優勝を渇望する相方・佐藤蓮に与えたかった“気付き”
最新ニュース

ベッテル、アントネッリの最年少チャンピオンを応援「記録は破られるためにあるんだ!」
F1
F1 F1
スペインGP
19 分前
ベッテル、アントネッリの最年少チャンピオンを応援「記録は破られるためにあるんだ!」

ウイリアムズ育成の中村紀庵ベルタ、名門トライデントからFIA F3参戦決定。F1に向け最高の体制整う「大きな自信を与えてくれる」
FIA F3
F3 FIA F3 10 時間前
ウイリアムズ育成の中村紀庵ベルタ、名門トライデントからFIA F3参戦決定。F1に向け最高の体制整う「大きな自信を与えてくれる」

レッドブルに潜む複雑な”持病”。メキーズ代表、フェルスタッペンの不満に同意「2027年まで問題が続く可能性も」
F1
F1 F1
スペインGP
12 時間前
レッドブルに潜む複雑な”持病”。メキーズ代表、フェルスタッペンの不満に同意「2027年まで問題が続く可能性も」

ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言
F1
F1 F1
スペインGP
12 時間前
ハースF1小松礼雄代表、来季の活動予算増額に自信「多くのパートナー候補と話しています!」 しかしそれはドライバー選定とは別と断言
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録