スーパーフォーミュラ 鈴鹿合同テスト&ルーキードライバーテスト

イゴール・フラガ、スーパーフォーミュラSF19を“実車で”初体験「乗り味などはグランツーリスモとほぼ同じ。でもやっぱり別世界」

スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテストにTEAM IMPULから参加したイゴール・フラガ。SF19のフィーリングはグランツーリスモとは大きく違わなかったものの、リアルレース特有の難しさに対処していく必要があったという。

戎井健一郎

公開日時: 2022/12/09 9:35

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Igor Fraga, TEAM IMPUL

 12月7日から2日間にかけて鈴鹿サーキットで行なわれたスーパーフォーミュラの合同/ルーキーテスト。バーチャルレースとリアルレースの“二刀流”ドライバーで、スーパーフォーミュラのe-Motorsportアンバサダーも務めるイゴール・フラガは、TEAM IMPULのマシンを2日間に渡って走らせるチャンスを得た。

 フラガは初日から順調にペースを上げていき、2日目午後には1分36秒648という同セッション15番手のタイムをマーク。これが自身のベストタイムとなった。

 eスポーツ界のトッププレイヤーである彼にとって、スーパーフォーミュラの現行マシン『SF19』はグランツーリスモで走り込んだマシンでもある。昨今はレースシミュレータのクオリティも非常に高まっているが、実車のSF19を初めてドライブしたフラガにとってはどんな点が想定内で、どんな点が想定外だったのだろうか?

「グランツーリスモとクルマの乗り味やブレーキングポイントなどは大体一致しています」

 フラガはそう語る。

「ただやっぱり(グランツーリスモは)Gがないのと、恐怖心などが一切ないので、完全に別世界だと思います」

Igor Fraga, TEAM IMPUL

Igor Fraga, TEAM IMPUL

Photo by: Masahide Kamio

 この“恐怖心”の存在によって、リアルのSF19ではいくつか感覚をアジャストする必要があったというフラガ。具体的には、デグナーやスプーンといった高速コーナーでのアプローチを変える必要があったという。

「高速コーナーでブレーキを踏む割合が若干大きくなったりとか、そういうところは慣れていく必要がありました」

「デグナー1個目とかは、イン側の縁石に下手にヒットしちゃうとすぐ外に行っちゃうから、そのあたりのタイミングも重要でした。グランツーリスモだとほぼ全開に近い状態で行けますが、リアルだと若干ブレーキが必要かなというくらい。グランツーリスモでハードタイヤを入れた時と同じくらいの感覚だと思います」

「スピードの感覚もスーパーフォーミュラ・ライツとは違っていて、スープンなどでも(SFライツより)30〜40km/h速いスピードでアプローチするので目の感覚なども変わります」

 グランツーリスモではSF19を使って鈴鹿で1分34秒台のタイムをマークできるというフラガ。リアルでのタイムはそこから1〜2秒ほど落ちることとなるが、これについてフラガは、やり直しが効かない環境において、ましてや1周ごとにコンディションが変わる中でラップタイムをまとめる必要があるという点で、リアルとバーチャルとの間には隔たりがあると語った。

「グランツーリスモは常に路面を同じ状況にすることができるので、何度もやり直して最適なラップを再現することができます。リアルの方はコンディションが変わったりする中で、1周でどれだけ適応できるかにかかってきます」

「毎周初めてのコンディションの中で、どれだけまとめられるかが勝負になりますね。実車の方は1回ミスっちゃうと、二度と同じタイヤのピークは得られないので、それで終わりになっちゃいます」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 復活の足掛かりとなるか‏? フェネストラズのシャシーを試した山下健太「想像以上に速くて乗りやすい」|スーパーフォーミュラ合同/ルーキーテスト

次の記事 スーパーフォーミュラ冬の合同テスト“不参加”の野尻智紀は何をしていたのか? 王者が鈴鹿で「最後の答え合わせ」

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

戎井健一郎



太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 5 時間前

太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠



グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 8 日前

グランツーリスモに収録決定! スポーツランドSUGOってどんなコース? フラガ&利徠斗が解説……実装前に難所を予習しよう



次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

WEC

WEC

Fuji

9 日前

次世代国産フォーミュラ『JMIA-DOME F113』が富士でデモラン! 開発ドライバーの大嶋和也も好感触「思ったよりも順調。楽しみです」

More from

イゴール フラガ



“再来日”から2年、ついにスーパーフォーミュラのシートを掴んだイゴール・フラガ「自分にとってターニングポイント。この機会を活かしたい」

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2025/01/16

“再来日”から2年、ついにスーパーフォーミュラのシートを掴んだイゴール・フラガ「自分にとってターニングポイント。この機会を活かしたい」



フラガ、スーパーフォーミュラをドライブした2日後にeスポーツ大会で優勝。超多忙な”二刀流”レースキャリア「ずっと走っていられるのがメリット」

General

General 2023/12/11

フラガ、スーパーフォーミュラをドライブした2日後にeスポーツ大会で優勝。超多忙な”二刀流”レースキャリア「ずっと走っていられるのがメリット」



元レッドブルジュニアの逸材、イゴール・フラガが生まれ育った日本で“再出発”。国内カテゴリーのシート掴めるか?

スーパーフォーミュラ

スーパーフォーミュラ 2022/11/26

元レッドブルジュニアの逸材、イゴール・フラガが生まれ育った日本で“再出発”。国内カテゴリーのシート掴めるか?

最新ニュース



アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂

Dakar

DAKR Dakar 21 分前

アロンソ、ダカールラリーへの再挑戦が2027年にも実現か? プロドライブから参戦の噂



スーパーフォーミュラの社会人向けイベント『技術セッション』、第4回はレノボ、マツダらが登壇。参加者募集中

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ 2 時間前

スーパーフォーミュラの社会人向けイベント『技術セッション』、第4回はレノボ、マツダらが登壇。参加者募集中



太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠

スーパーフォーミュラ

SF スーパーフォーミュラ 5 時間前

太田格之進、最終ラウンド待たずしてスーパーフォーミュラ初王座決めるか。富士戦終えてライバルとの差を1点でも広げれば戴冠



チーム全員での合わせ技一本! ブルツ、トヨタのWEC富士優勝の舞台裏語る「フォトグラファーも含め、全員で協力した」

WEC

WEC WEC

Fuji

5 時間前

チーム全員での合わせ技一本! ブルツ、トヨタのWEC富士優勝の舞台裏語る「フォトグラファーも含め、全員で協力した」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録