スーパーフォーミュラ 第6戦:富士

「前に出て安心してしまったのが全て」優勝逃した坪井翔、悔しさあらわに。3位野尻、次に繋がる1戦|SF第6戦富士決勝会見

スーパーフォーミュラ第6戦富士は坪井翔が2位、野尻智紀が3位表彰台を獲得。波乱のレース展開となった決勝について、両者が記者会見で語った。

公開日時: 2022/07/17 10:32

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Tsuboi Sho 坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

 7月17日に富士スピードウェイで2022年シーズンのスーパーフォーミュラ第6戦が行なわれた。波乱のレースは笹原右京(TEAM MUGEN)の優勝で締めくくられ、2位は坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)、3位に野尻智紀(TEAM MUGEN)という結果になった。

 坪井はセーフティカー出動後、ピットアウトした周回のスピードが遅かったことで、笹原に先行を許すことになってしまったかもしれないと語った。決勝後記者会見でレースについて振り返った3人から、坪井と野尻のコメントを紹介する。

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2位:坪井翔(P.MU/CERUMO・INGING)

「(ピットストップのタイミングで、笹原に先行され勝利を逃してしまったことについて)チャンスだったのでもったいないことをしてしまったなぁというところで、なかなかに悔しい2位になってしまいました」

「昨シーズンから全く前を走ることができなくて、10位以内にいることもほぼできていない中で今シーズンを迎えていました。今シーズンはちょっと速さはあっても、結果につながらないレースが結構続いていたので、正直しんどい感じがありました」

「今回はしっかりフロントロウに並んで決勝も力強く戦っていて……(結果は)もったいなくはありますが、もしSCが入らず、普通にレースをしていたとしたら、優勝はできなかったと思います。今日は実力的に優勝できるほどのものはなかったので、しっかり2位になれたのはポジティブでした」

「ようやくドライコンディションで速さが出てきて、課題としていたものがクリアになってきたので、ここからかなという感じです。悔しいですが、ポジティブな部分も大きかったので感情がどっちかは難しいところでもありますが、今シーズン初めて、2年ぶりに表彰台に乗ることができてひとまず良かったです」

Q. ピットアウト後の状況について

「僕がピットに入ったタイミングでSCが出ていたかは知らなかったですが、関口(雄飛/carenex TEAM IMPUL)選手のトラブルはモニターで見えていました。ピットアウトする瞬間には1コーナーのポストにSC表示が見えたので、その瞬間に第2セーフティカーラインまで行けば……前に出れるのではと言う状況でした。結果的に前に出られたので、凄く良いタイミングでSCが出てくれたなとその時は思いました」

「その後はSCがどこにいるんだという感じでした。自分はトップに立ったと思っていて、状況が分からなかった。プッシュすれば良かった話だったんですが、そこでマージンを持って走ってしまったので……それが全てだと思います」

「(チームからの無線などは)何もなかったですね。本来SCが出て隊列が整うまではプッシュしなければいけないというのは分かっていたことだと思うので、チームというよりは僕が前にでて安心してしまったのが全てだったと思います」

3位:野尻智紀(TEAM MUGEN)

「スタートで坪井選手をオーバーテイクできて流れを少しずつ自分の方へ寄せられたかな、というところでした」

「SC中には、今回は積極的な戦略で行こうと話していて、最小のピットウインドウでのピットインすることを選んだわけなんですけど……ドライブスルー空けの山本選手がたまたま前に出てきてしまう形になってしまって、青旗が振られているのを目にして(山本が)周回遅れという認識を持ってしまって、そこは少し感情面でゆらぎがあった瞬間でした」

「その後は彼が一番悔しいとは思いますが、坪井選手の(笹原選手に先行された)場面もあったりしましたが、優勝までの壁は高いなという感じです。ですがその中で自分に向かない展開の中でもこの位置をキープできたのは非常に良いことだと思いますし、次につなげていきたいと思います」

「(坪井がピットアウトしてきた笹原に先行された時は)正直僕もvs坪井選手、彼もvs野尻でしか考えられていなかった局面だと思っていて、僕もあの瞬間前に行ってほしいというプレッシャーをかけ続けていれば、彼に気がついてもらえたかもしれないし、そういった所含めて自分も甘かったという反省点があります」

「そういった部分をひとつずつクリアしていくことがタイトルにつながっていくと思うので、正念場のもてぎ2連戦では、死ぬ気で頑張りたいと思います」

 

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