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今季のSFタイトル候補筆頭か? またしてもテストで速さ見せた坪井翔「非常に良い流れ。でも油断せず」

2022年スーパーフォーミュラの開幕前テストで速さを見せている坪井翔。彼は開幕戦に向けて慎重な姿勢を崩していないが、かなり順調であることには間違いないようだ。

Sho Tsuboi, P.MU/CERUMO・INGING

写真:: Masahide Kamio

 2022年シーズンの開幕を約2週間後に控えるスーパーフォーミュラ。鈴鹿、そして富士で2回の合同テストが行なわれたが、その中でひとり抜きん出た速さを見せているドライバーがいる。それがP.MU/CERUMO・INGINGの坪井翔だ。

 2勝を挙げた2020年シーズンから一転、2021年は苦しいシーズンに終わりランキング15位となった坪井。しかし今季は春先から好調で、3月上旬の鈴鹿テストでは総合トップタイムをマーク。迎えた富士テストでも、総合トップこそサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING/1分20秒953)に譲ったものの、1分21秒147で総合2番手に。しかも2日目午後の最終盤ではセクター2まで全体ベストタイムを記録しながらもアタックを中断しており、まだまだ余力、伸びしろがありそうなところを見せている。

「セッション終盤はアタック合戦になっていてトラフィックや赤旗もあったので、最後は満足いくアタックができませんでした。ただ、その前まではトップタイムを記録できていましたし、最終的には2番手でしたが、トップグループにいてなおかつトップのタイムが十分見えるところにいるという点では、順調かなと思います」

「結果的に鈴鹿でも富士でも速さを見せることができました。昨年苦労した分、今年に向けて色々やってきたことが結果になって返ってきているので、非常に良い流れかなと思います」

 そう語る坪井。今季チームは「原点に戻る」ことをテーマに体制面を見直し、ベテランの田中耕太郎エンジニアがチーフとしてチーム全体を取りまとめる役割を担っている。坪井としても、今季のチームはコミュニケーションがしっかり取れていると感じているようだ。

「今年はテスト前からチームとコミュニケーションを取り、ドライバーとエンジニアとで、やりたいメニューやコンセプトを合致させることができていると思います。その結果、チームとしてうまく機能している印象です」

 鈴鹿テストを終えた時も、そして今回のテストを終えた後も、坪井は慎重。「(第1戦、第2戦の富士は)大事なレースになると思いますが、テストの段階ではまだ勢力図は分かりません。この順位に油断せず、もっともっとレベルアップして開幕を迎えたいです」と語った。ただ、昨年富士テストで総合上位に入ったドライバーは、同じく富士での開幕戦でも漏れなく上位に入っており、さらに言えば同年の年間ランキングも富士テストのタイム上位者で占められている。そう考えると、今季のタイトル争いは坪井を中心に回る可能性が高いと言っても過言ではないだろう。

 
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