【スーパーGT】17号車Astemoのバゲット、序盤での大湯のブロックに不満「ホンダ同士でなぜあんな事をしないといけないのか?」

17号車Astemo NSX-GTのベルトラン・バゲットは、スーパーGT第5戦のレース序盤に、同じホンダ勢である16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GTの大湯都史樹に厳しいディフェンスをされたことについて快く思っていない。

【スーパーGT】17号車Astemoのバゲット、序盤での大湯のブロックに不満「ホンダ同士でなぜあんな事をしないといけないのか?」

 2021年スーパーGT第5戦SUGOは、最終的に12号車カルソニック IMPUL GT-Rの優勝に終わったが、レース序盤こそホンダNSX-GTが上位を占めていた。ポールシッターの8号車ARTA NSX-GTが先頭を走り、そこに16号車Red Bull MOTUL MUGEN NSX-GT、そして15周目に12号車をオーバーテイクした17号車Astemo NSX-GTが続いており、一時的にホンダ勢の1-2-3が形成されていた。

 2番手を走る16号車のペースが落ちていく中、17号車を駆るベルトラン・バゲットは16号車の大湯都史樹にプレッシャーをかけていった。しかし大湯は必死のブロックで応戦。バゲットは大湯を抜きあぐねる間に12号車松下に逆転を許してしまった。

 程なくして12号車の松下と17号車のバゲットは共に16号車の大湯を攻略したが、12号車の先行を許したことは17号者にとって痛手となった。レース中盤まで首位を快走していた8号車にペナルティが出されたことで、先行していた12号車が首位に浮上。最終的に12号車へ勝利が転がり込んだからだ。

 17号車は、セカンドスティントを担当した塚越広大がFCY(フルコースイエロー)明けに誤ってFCYボタンではなくピットレーンリミッターを押してしまい、1号車STANLEY NSX-GTにも交わされて3位に終わった。優勝を逃したどころか、タイトルを争うポイントリーダーの1号車にも敗れた17号車のバゲットは「表彰台を獲得したのに結果にガッカリしているのは初めて」と語る。

 そしてバゲットは特に、16号車の大湯が同じホンダ陣営でありながら厳しくディフェンスしてきたことに不満を感じているようだ。

「彼(大湯)は命がけでポジションを守っていた」

 バゲットはmotorsport.comにそう語った。

「彼は僕を縁石へ、グラベルへと押し出してきた……タイムもかなり失ったし、もしあの時彼を抜くことができていれば、優勝できたと思う。SUGOはオーバーテイクが難しいサーキットだから、(8号車のペナルティが出た後)先頭に立てていれば、そのままポジションを守れただろう」

「同じホンダ勢とレースをしていて、自分のタイヤがダメになっているのに、(大湯は)なぜあんな走りをしなければいけないのか? 彼はいずれ抜かれただろうし、僕たちはチャンピオンを争っているのに……」

「僕はダンロップ(ユーザーのチーム)で5年走ってきたけど、ホンダ勢同士でレースをする時にあんな走りをしたことはない。彼らとしても悔しい気持ちがあるのだろうけど、あの一件でホンダは勝利を逃したと思っているし、それには腹を立てている」

「彼らとは話をする必要があると思う。彼らはダンロップに良い結果をもたらそうと頑張っていて、一方で僕たちはブリヂストンタイヤを使っている。それにしても彼らはもう少し敬意を払うことができたと思うし、その方がみんなにとっても良いと思う」

 

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