「今年こそ勝利を!」HOPPY team TSUCHIYA、2021年も松井&佐藤のコンビで参戦
2021年もポルシェ911GT3RでスーパーGTのGT300クラスに挑むHOPPY team TSUCHITA。「今年こそ勝利を!」の合言葉で新シーズンのキックオフを行なった。
スーパーGTのGT300クラスに参戦するHOPPY team TSUCHIYAが2021年の体制を発表。昨年と変わらず松井孝允と佐藤公哉のコンビで臨むことを明らかにした。
土屋武士監督率いるつちやエンジニアリングは、昨年からホッピービバレッジとパートナーシップを組み、同社の石渡美奈社長と土屋監督による“ダブルオーナー体制”の「HOPPY team TSUCHIYA」としてGT300に参戦。マシンもポルシェ911GT3Rにスイッチした。
つちやエンジニアリングは毎年、チームを応援する「サムライサポーターズ」のメンバーとともにシーズンキックオフミーティングを開催し、その場で体制発表を行なっているが、今年はコロナ禍ということで、zoomを使用してのオンライン体制発表会、およびキックオフミーティングを開催した。
2021年も基本的な体制は変わらず、マシンはポルシェ911GT3Rを使用。ドライバーは昨年に引き続き松井と佐藤のコンビとなる。ただ、これまではチーム代表である土屋武士が監督兼エンジニアを務めていたが、今年から若い世代にチャンスを与えていくため、木野竜之介をエンジニアに起用。土屋は監督兼テクニカルディレクターとして現場でチームを率いることとなった。
実は、つちやエンジニアリングは今年で創業50周年。土屋監督はチームを支えてくれた人に感謝しつつ、2021年への決意を新たにしていた。
「まずは今年も、この舞台に立たせてもらえることを嬉しく思っています。今年でつちやエンジニアリングは創業50周年となりますが、これまで色んな人に恵まれ、支えていただいた皆さんのサポートがあったからこそ、プライベートチームとしてここまでやってこれました。そこの喜びが一番です」
「ただ、喜んでいるだけではダメだということは分かっています。2018年からHOPPYカラーになっていますが、このカラーリングになって優勝をまだ経験できていません。今年は是が非でも、“てっぺん”で飾りたいなという決意でいます。サポーターの皆さん、協賛企業の皆さんと喜びたいと思っていますので、今年も熱い声援、ご支援をよろしくお願いします」
ホッピービバレッジの石渡社長も「(新体制で)2年目となる今年はつちやエンジニアリング創業50周年のメモリアルイヤーです。素晴らしい1年にするためにも、私もオーナーの自覚を持って、1年務めさせていただきたいなと思っております」と、集まった参加者に挨拶。昨年はコロナ禍で変則的なシーズンとなったが、それでも動じずに1戦1戦乗り越えていくチームを、今年はより一層支えていきたいと意気込みを見せた。
またドライバーたちもコメントを発表。松井、佐藤ともに“優勝”をキーワードに戦っていきたいと語った。
「昨年、ポルシェに変わってすごく苦労したところもあるので、そこで勉強できた分も、今年は活かしていきたいなと思っています。今年は“てっぺん”を取りに行くという気持ちを強く持って、挑みたいなと思います」(松井)
「昨年は苦労することも多かったんですけど、その分少し強くなれたと思うので、今年はより一層結果を求めていきたいです。僕も、この冬の間にしっかりと鍛えてきたので、より強い運転ができるのかなと思います。あとは、つちやエンジニアリングの50周年のシーズンで、こうして乗ることができているので、それを誇りに思いながら、しっかりと結果で見せられるように、1年を強く戦っていきたいなと思います」(佐藤)
なお、HOPPY team TSUCHIYAは、2月初旬に岡山国際サーキットでタイヤテストを実施し、開幕に向けて本格的に始動している。
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