日産/ニスモがスーパーGTの2023年参戦体制を発表。ドライバーラインアップは前年と変わらず、星野一樹がインパルの監督に就任

日産が2023年シーズンのスーパーGT参戦体制を発表。昨年と同じドライバーラインアップでシーズンに臨むことが明らかとなった。

日産/ニスモがスーパーGTの2023年参戦体制を発表。ドライバーラインアップは前年と変わらず、星野一樹がインパルの監督に就任
Listen to this article

 日産とNMC(日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社)は1月26日、2023年シーズンのモータースポーツ参戦体制について発表。スーパーGTに関しては、例年通りGT500クラスに4チームが参戦する形となった。

 昨年はGT500クラスにZを新投入した日産陣営。Zは初年度から高いパフォーマンスを発揮し、TEAM IMPULが27年ぶりとなるシリーズタイトルを獲得した他、ニスモがオペレーションを担当するNDDP RACINGも2勝を挙げて最終戦までタイトルを争うなど、Zの活躍が目立った1年であった。

 ディフェンディングチャンピオンのTEAM IMPULは、栄光のカーナンバー1を背負うことになる。ドライバーは平峰一貴とベルトラン・バゲットで変更なしだ。またチーム体制に関しては星野一義が総監督となり、その息子で昨年はテクニカルアドバイザーとして王座獲得に貢献した星野一樹が監督に就任する。

 またNDDP RACINGも千代勝正と高星明誠のコンビを継続。NISMOに関しても松田次生、ロニー・クインタレッリというベテランコンビは今年も健在だ。またKONDO RACINGも、先日鈴鹿で行なわれたメーカーテストでは藤波清斗が乗り込んでいたという情報もあり今季のラインアップに注目が集まっていたが、佐々木大樹と平手晃平の布陣を継続することが明らかにされた。

 また日産/NMCは、GT300クラスでも引き続き2チームに合計3台のGT-R NISMO GT3を供給すると共に、技術サポートを行なう。昨年藤波とジョアオ・パオロ・デ・オリベイラを擁してGT300を制したKONDO RACINGはデ・オリベイラの継続は発表されたものの、その相方は“TBA”(未発表)となっており気になるところだ。

 またGAINERは今年も2台体制を敷き、所属ドライバーにも変更はないが組み合わせがシャッフルされており、安田裕信が10号車のドライバーとして“愛弟子”大草りきのチームメイトに、そして富田竜一郎が10号車から11号車に移り、石川京侍、塩津佑介と組むことになる。

 
関連ニュース:

シェア
コメント

スーパーGT鈴鹿テストでクラッシュの山下健太、翌日に無事退院。テスト2日目は降雪によりキャンセル

K2 R&D LEON RACING、2023年のスーパーGT参戦体制を発表。蒲生尚弥&篠原拓朗コンビ継続し5年ぶり王座目指す

最新ニュース

オリベイラ「マルケスの謝罪を受け入れる」母国で迎えた開幕戦、”巻き込まれクラッシュ”も寛大な心

オリベイラ「マルケスの謝罪を受け入れる」母国で迎えた開幕戦、”巻き込まれクラッシュ”も寛大な心

MGP MotoGP
ポルトガルGP

オリベイラ「マルケスの謝罪を受け入れる」母国で迎えた開幕戦、”巻き込まれクラッシュ”も寛大な心 オリベイラ「マルケスの謝罪を受け入れる」母国で迎えた開幕戦、”巻き込まれクラッシュ”も寛大な心

ビニャーレス、アプリリア初優勝は逃すも開幕戦2位に満足「僕らは戦っていける!」

ビニャーレス、アプリリア初優勝は逃すも開幕戦2位に満足「僕らは戦っていける!」

MGP MotoGP
ポルトガルGP

ビニャーレス、アプリリア初優勝は逃すも開幕戦2位に満足「僕らは戦っていける!」 ビニャーレス、アプリリア初優勝は逃すも開幕戦2位に満足「僕らは戦っていける!」

【スーパーGT】大胆な新パターンのウエットタイヤをテストしたブリヂストン。その評価は時期尚早もミシュランとの差は縮まった?

【スーパーGT】大胆な新パターンのウエットタイヤをテストしたブリヂストン。その評価は時期尚早もミシュランとの差は縮まった?

SGT スーパーGT
富士公式テスト

【スーパーGT】大胆な新パターンのウエットタイヤをテストしたブリヂストン。その評価は時期尚早もミシュランとの差は縮まった? 【スーパーGT】大胆な新パターンのウエットタイヤをテストしたブリヂストン。その評価は時期尚早もミシュランとの差は縮まった?

キミ・ライコネン、2度目のNASCAR挑戦は29位。ギャンブル当たり一時4番手走行も、終盤の混乱に泣く「それほど悪くはなかったね!」

キミ・ライコネン、2度目のNASCAR挑戦は29位。ギャンブル当たり一時4番手走行も、終盤の混乱に泣く「それほど悪くはなかったね!」

NAS NASCAR Cup
Austin

キミ・ライコネン、2度目のNASCAR挑戦は29位。ギャンブル当たり一時4番手走行も、終盤の混乱に泣く「それほど悪くはなかったね!」 キミ・ライコネン、2度目のNASCAR挑戦は29位。ギャンブル当たり一時4番手走行も、終盤の混乱に泣く「それほど悪くはなかったね!」