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今季2勝目でランキング首位に。最終戦に向け「万全の対策を練って臨む」とオリベイラ

#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rのジョアオ・パオロ・デ・オリベイラは、スーパーGT最終戦はポイントリーダーとしてアプローチせず、万全の対策を練って臨みたいと気を引き締めた。

藤波清斗 Kiyoto Fujinami, ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ Joao Paulo de Oliveira, #56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-R

写真:: Masahide Kamio

 11月8日、ツインリンクもてぎで行なわれた2020年AUTOBACS SUPER GTのシリーズ第7戦『FUJIMAKI GROUP MOTEGI GT 300km RACE』で、GT300のクラス優勝を果たしたのは#56 リアライズ 日産自動車大学校 GT-Rの藤波清斗/ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ組。9月に行なわれたシリーズ第5戦の富士に続いての今季2勝目となり、ランキングでもシリーズトップに躍り出ることになった。

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 会見場に現れた藤波は「今回は、走り始めとなった土曜の公式練習から、クルマのセットはもうひとつで、微調整が必要な感じでした。だから流れとしては、必ずしも順調ではなかったですね」とまずは前日の公式練習の状況を話し始めた。そして「予選に向けて微調整した結果、6番手のタイムをマークしてQ1を突破、JPさん(ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手の愛称)に繋ぐことができました」と公式予選を振り返った。

 この日の決勝に関しては「JPさんが頑張って手に入れてくれた7番グリッドからのスタートで、ロングスティントでの自分たちのペースには自信がありました」としながらも「周囲の状況が分からないままのスタートになりましたがトップ3のペースはとても速くて、ピットと相談してミニマムで入ろう、ということになりました」とスタート直後の状況から作戦変更したことを告白していた。そしてピットイン時の詳細については「S字でストップしている車両があり、その周にピットインすることにしました。チームの総合力というか判断力が優勝に繋がりました」としている。

 藤波からステアリングを引き継いだオリベイラは「キヨトさんから交代してピットアウトしていったが、すぐにセーフティカー(SC)が入ってきた。でもSCランの間に十分にタイヤを温めることができたのは良かった」と笑顔で語っている。

 しかし「タニグチさん(#4 グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝)とバトルすることになったけど、これがとてもハードでタフだったね」とも。そのホットなバトルについては「タニグチさんを抜く唯一のチャンスが、あの周のダウンヒルストレートだった。ストレートエンド、90度コーナーへのアプローチからサイドバイサイドの接近戦になって、その状態のまま次の周の2コーナーを立ち上がるまで、4つから5つくらいのコーナーをサイドバイサイドのまま走ることになり、最終的に自分が前に出ることができた。それでも終盤になって、再びタニグチさんが背後に迫ってきてプレッシャーをかけられ続ける苦しい展開となった」とタフなバトルを振り返った。そして「苦しい展開となったけど、勝つことができて嬉しい」と結んだ。

 これでランキングトップに立った彼らだが最終戦に向けて藤波は「富士では前回(9月の第5戦)勝っているので、自分たちとの相性は、決して悪くないと思っています」としながらも「ただ、ライバル(のタイヤ)メーカーも速いので気を抜くことはできません。全力を尽くしてやるべきことをやって、何とかチャンピオンを手に入れたいですね」と力強くコメント。

 優勝請負人のオリベイラも「これでランキングでもトップになったけど、最終戦にはリーダーとしてアプローチするつもりはない」とし、「最終戦はタフなレース、瞬きもできないほど緊張感にあふれたレースになると思う。チームと万全の対策を練って臨みたい」と結んだ。

 

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