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BMWのスペングラー、スーパーGT・GT300の高いプロ意識に感銘「IMSAと並んで、GT3ドライバーが最も目指すべき場所」

BMW Team Studie x CRSからスーパーGTに参戦するブルーノ・スペングラーは、GT300クラスのプロ意識の高さに触れ、IMSAと同等のレベルにあると語った。

#7 Studie BMW M4

写真:: Masahide Kamio

 BMWのファクトリードライバーであり、かつてはDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)でもチャンピオンの経験があるブルーノ・スペングラー。彼は今季からBMW Team Studie x CRSのドライバーとしてスーパーGTのGT300クラスに参戦するが、岡山公式テストでそのレベルの高さの一端を見たようだ。

 DTM参戦を2019年に終えて以来も、スペングラーは主にGTレースに専念しており、2020年からの2シーズンはM8 GTEを駆ってIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦し、今年1月のデイトナ24時間にもM4 GT3で出走した。

 岡山でスーパーGTのパドックを初めて体験したスペングラーは、選手権のクオリティの高さや詰めかけたファンの多さに驚いたという。特に選手権のクオリティに関しては、IMSAに匹敵するレベルだと言及した。

「ピットやパドックでクルマを見たりしている時、僕は“BOB”(鈴木康昭監督)に『昔のDTMを思い出す』と言ったんだ」

「あらゆるものが洗練されていてプロフェッショナルで、みんなが努力していてマシンも良い。GT500が素晴らしいのはもちろんだけど、GT300も非常にプロフェッショナルだ。僕が見た中ではおそらく、IMSAと並んで最もプロフェッショナルなGT3ベースのシリーズだ」

「こことIMSAは、GT3ドライバーとして本当に目指すべき場所だ」

ブルーノ・スペングラー

ブルーノ・スペングラー

「そして、今回はただのテストなのに多くのファンがいることにも驚かされた。僕が最近出たレースよりも人が集まっているような気がする。これはこのチャンピオンシップのレベルの高さと、僕がここでレースをできることがいかに幸運かを物語っている」

 7号車Studie BMW M4は、テスト初日に荒聖治が1分26秒294を記録。総合18番手でテストを終えた。スペングラー自身は2日目に1分26秒851という自己ベストタイムを記録した。

 スペングラーは市販タイヤとは異なる挙動を示す開発競争用のミシュランタイヤに慣れる必要があると語った。

「このタイヤがグリップが高いが、グリップの使い方やプッシュし過ぎない方法を学ぶためにはそれなりの適応力が必要だ」

「グリップを感じて夢中になってしまいがちだが、そうなると簡単にオーバーヒートさせてしまう。プッシュし過ぎないことがこのタイヤの鍵だ」

 また彼は開幕戦の目標については、次のように述べた。

「難しいところだけどね。このテストの結果を深読みし過ぎるのもどうかと思う」

「まだ改善できると思うし、開幕に向けてはタイヤチョイスが非常に重要になる。コンディションに合ったタイヤで適切な温度域で走ることができれば、良い結果を残すチャンスがあるだろう。クルマのフィーリングも良いからね」

 
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