HOPPY team TSUCHIYA、2023年は菅波冬悟と野中誠太の若手コンビを起用。GRスープラ“ホピ子”でのスーパーGT参戦は2年目に
HOPPY team TSUCHIYAが2023年のスーパーGT参戦体制を発表。野中誠太の相方に菅波冬悟を起用し、GRスープラで継続参戦することを発表した。
つちやエンジニアリングは2月5日、2023年シーズンも『HOPPY team TSUCHIYA』としてGRスープラ GTでスーパーGT GT300クラスに継続参戦すると発表した。
昨年から自社製作のGRスープラ、通称“ホピ子”を投入してGT300を戦っているHOPPY team TSUCHIYA。その初年度は開幕直前の富士テストでシェイクダウンを実施して開幕に間に合わせたものの、シーズン中のテストでマシンが破損して第4戦富士欠場に追い込まれるなど、決して順風満帆とは言えないシーズンだった。ただそんな中でも、荒れ模様となった第6戦SUGOでは10位に入り、スープラでの初ポイントを獲得した。
もちろんチームは1回の入賞だけで満足しておらず、シリーズに「生き残る」ためにも今後はさらなる結果が必要だと土屋武士監督も考えている。今季はまず1勝を挙げることを目指し、ドライバーラインアップも新たにしてシーズンに臨む。
昨年からチームに加入した野中誠太は今季もチームに残留。そのチームメイトとして新たに加入するのが菅波冬悟だ。
菅波は2019年から3シーズン、LEON RACINGからスーパーGTに参戦しており、GT300での経験値も十分。昨年は第2戦富士で吉田広樹の代役として52号車埼玉トヨペットGB GR Supra GTをドライブした。
なおその他の体制に関しては、概ね昨年と同様となる。タイヤメーカーはヨコハマで、ホッピービバレッジ株式会社が引き続きパートナーを務め、車両名は『25号車HOPPY Schatz GR Supra』となる。
発表に際し、土屋監督は次のようにコメントを寄せた。
「2023年シーズンもまたこうしてスーパーGTに参戦できることを大変嬉しく思います。まずはチームを支援して下さる皆様、応援して下さるサポーターやファンの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです」
「皆様に支えられなければプライベートチームはこの舞台に立てません。そのことを年々強く実感しています。そして皆さまの期待にリザルトとして応えなくてはここに生き残れないことも現実です。今シーズンは必ず結果を残し、応援して下さる皆様と一緒に喜べるようなシーズンにしたいと強く思っています」
「とはいえ、我々のテーマは若い職人を育てること。この活動趣意はブレずに貫いていきます。今シーズンはドライバーに菅波選手を起用しました。これまでエースとして一緒に戦ってきた松井(孝允)選手には新しい環境で思う存分成長してもらいたい、そして我々も彼以上に成長して必ず結果を残すという決意でこの環境をつくりました」
「昨年から引き続き一緒に戦う野中選手には、来シーズン500クラスにステップアップできるように厳しく注文をしていくつもりです。 それぞれがテーマを持ち、成長していくことで皆様の期待に応え、生き残りをかけてシーズンを戦っていく……そんな覚悟で挑みます。 皆様、我々の熱い戦いを見守って頂き、応援のほどよろしくお願い申し上げます」
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