ポルシェのLMDh参入はある? ロッテラー&ジャニ「大いに期待」
ポルシェのドライバーであるアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、WECとIMSAに共通規格”LMDh”が導入されるにあたり、ポルシェがスポーツカーレースの最高峰クラスに復帰することを期待している。

1月のデイトナ24時間の際に発表された新カテゴリー”LMDh”クラス。これは2022年からIMSAのトップカテゴリーであるDPiにとって変わり、さらにWEC(世界耐久選手権)でLMHクラスと共に最高峰クラスとなる。
先週、レギュレーションの詳細が明らかにされ、その後LMDhレギュレーションに適合するようにLMHクラスのレギュレーションが修正されることが明らかになった。
ポルシェのファクトリー・モータースポーツのトップであるパスカル・ズーリンデンは、ポルシェがこの新カテゴリーに参戦することを検討すると示唆しており、ポルシェ・モータースポーツの副社長であるフリッツ・エンツィンガーは、調査を始めたことを認めている。
かつてポルシェからWECに参戦し、今では同社のフォーミュラEマシンを走らせているアンドレ・ロッテラーとニール・ジャニは、ポルシェが再びル・マンに挑むことができる可能性が生まれるのは、とても魅力的であると認める。
「僕は間違いなく、それを受け入れるだろう」
ロッテラーはmotorsport.comに対してそう語った。
「(ポルシェのLMDhマシンが)実現することを本当に願っている。話はしているけど、誰も詳しいことは知らない」
「他の計画について考える前に、まだやらなければいけないことがたくさんある。でも、僕や僕のキャリアのことを知っている人なら、僕がそれをやりたいということを知っているだろうね。ル・マンでは、まだポルシェとは成し遂げられていない仕事が少しあるんだ」
ロッテラーはアウディ在籍時に3度ル・マン24時間を制しているが、ポルシェのマシンではまだ勝っていないのだ。
一方、ジャニもmotorsport.comに対して次のように語っている。
「ポルシェの決断がどうなるのかは分からない。でも彼らが出てくるなら、僕は間違いなくその一員になりたいね。それは間違いない」
「僕はいつもル・マンに戻り、競争力を付けたいと思ってきた。最後の2回(レベリオンでの参戦)では、勝つチャンスがないことはわかっていた。でもその前には間違いなく常に勝つチャンスがあり、全てのモノがテーブルの上に揃っていた。1年の中でも僕の好きな時期だったよ」
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