WEC
100周年記念のル・マン24時間、ハイパーカークラスは群雄割拠の計16台エントリー。ポルシェは4台、キャデラックは3台体制に
100周年記念を迎える2023年のル・マン24時間レースは、ハイパーカークラスに16台がエントリー。最高峰クラスのエントリーは2011年以来最多となっている。

Gary Watkins
編集: 2023/02/28 11:08
Copy link
Viberでシェア
Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

6月10日から11日にかけて開催されるル・マン24時間レース。記念すべき100周年大会のハイパーカー部門は、FIA世界耐久選手権(WEC)にフル参戦する12台に加え、4台が追加エントリーすることになる。
まず、WECと北米のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に参戦しているポルシェは、計3台の体制でル・マンに参戦する。ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツはIMSAに参戦する車両を1台、または2台ル・マンに持ち込む計画を撤回していたものの、結果として1台を追加エントリーしている。
IMSAのマシン75号車については、ドライバーはフェリペ・ナッセだけがエントリーリストに記載されている。
一方で、ポルシェのカスタマーチームとしてWECに参戦(開幕戦は欠場)する予定の2チームのうち1チームであるプロトン・コンペティションだが、こちらはル・マンのエントリーリストに載っていない。
ポルシェ963はサプライチェーンの問題で納車が遅れており、4月29日にスパで開催されるWEC第3戦の週明けまでカスタマーカーの引き渡しができないため、プロトンは参戦を延期することを選択したのだ。彼らは7月9日に開催される第5戦モンツァでのデビューに向け、963のテストプログラムに集中する予定だ。
一方、JOTAは38号車ハーツ・チームJOTAとしてエントリー。デビュー戦は第3戦スパを予定している。カスタマーチームも含めれば、ポルシェは4台体制となる。
キャデラックは、IMSAに参戦している2台のLMDhをル・マンに持ち込み、計3台体制で勝利を狙いに行く。合わせて、これまで『V-LMDh』と呼ばれていたマシンの名称を『Vシリーズ.R』に改名している。
キャデラック・レーシングとしては、レンガー・ヴァン・デル・ザンデ、セバスチャン・ブルデー、スコット・ディクソンの3号車をエントリー。招待枠で参戦するアクション・エクスプレス・レーシングの311号車は、アレキサンダー・シムス、ピポ・デラーニ、ジャック・エイトケンというデイトナ24時間を戦ったラインアップだ。
グリッケンハウスも昨年と同様、2台目のマシンをエントリー。フルシーズンを戦う708号車に姉妹車709号車を加えているが、ドライバーは6名中4名が未発表となっている。現時点でエントリーリストに名前があるのはロマン・デュマとフランク・マイルーの2名のみだ。
トヨタ、プジョー、フェラーリ、ヴァンウォールはWECレギュラーエントリーと同じ体制でル・マンに挑戦、すでにドライバーラインナップが発表されている。
LMP2クラスは、全てオレカ07を使用する計24台がエントリーしている。また、昨季限りでLM-GTE Proクラスが終了し、唯一のGTカークラスとなったLM-GTE Amクラスは計21台がエントリーしている。
この3クラスで計61台がエントリーしているが、最後の枠を埋めるのが革新的な技術を試すガレージ56のエントリーだ。2023年はNASCARの次世代カップレーサーをベースにしたシボレー・カマロZL1がエントリーしている。
このシボレーは、ジェンソン・バトン、ジミー・ジョンソン、マイク・ロッケンフェラーがドライブする予定である。
関連ニュース:
- フェラーリ、WECハイパーカーいよいよ登場もトヨタらの”壁”は高いと冷静「初年度で勝てるほど楽じゃない」
- 中嶋一貴、トヨタWECチームのテスト兼リザーブドライバーとして電撃的”現役”復帰。F1参戦デ・フリーズの後任
- 見せてやります、アメリカンプライド。NASCAR、ル・マン24時間投入マシンのカラーリングをお披露目
- ル・マンに水素の波がやってくるのはまだ先に? 燃料電池車クラスの開始は2026年に延期へ……しかしこれも「結果オーライ」と主催者
- ドライバー交代は窓から! NASCAR異例のル・マン24時間参戦に、バトンの経験は”大きな財産”に
















あなたの意見が聞きたい!
Motorsport.comで何を見たいですか?
5分間のアンケートにご協力ください。
- Motorsport.comチーム
コメントを読んで投稿する
関連ニュース :
記事をシェアもしくは保存
Copy link
Viberでシェア
前の記事 WEC開幕戦はポルシェ&キャデラックが有利? トヨタ、新たなライバルのアドバンテージを警戒
次の記事 【ギャラリー】6つ目のLMHメーカー、イソッタ・フラスキーニが新型ハイパーカーを公開。その名も『ティーポ6』
Top Comments
コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?
View More & Comment

More from
Gary Watkins

ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選
WEC
WEC
Barcelona
5 日前
ジェネシスが初ポール獲得! タイトル狙うトヨタ8号車が2番グリッド確保|WECバルセロナ6時間予選

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?
F1
F1 2 ヵ月前
マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」
WEC
WEC
24 Hours of Le Mans
4 ヵ月前
未だWECで勝利のないプジョー、来季9X8をアップデートへ。2029年までの参戦継続も明言「パフォーマンスを発揮しなければならない」
最新ニュース

一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」
F1
F1 F1
アメリカGP
37 分前
一線を越えた誹謗中傷に”最後の手段”。自身の思いを明かしたコラピント「これは、どこにでもある問題なんだ」

ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」
F1
F1 F1
アメリカGP
1 時間前
ハースのオコン、自身の離脱とカマラ加入を語る「彼はF1に相応しい。でも僕だってF1から追い出されるドライバーではない」

スーパーGT第7戦オートポリス、GT300クラスの結果が改定。義務ピット未消化のseven x sevenとVENTENYが失格に
スーパーGT
SGT スーパーGT
第7戦:オートポリス
2 時間前
スーパーGT第7戦オートポリス、GT300クラスの結果が改定。義務ピット未消化のseven x sevenとVENTENYが失格に

赤旗2度の混乱セッション。ベッツェッキが初日最速タイム&小椋藍も4番手で上位につける|MotoGPオーストラリアGPプラクティス
MotoGP
MGP MotoGP
オーストラリアGP
3 時間前
赤旗2度の混乱セッション。ベッツェッキが初日最速タイム&小椋藍も4番手で上位につける|MotoGPオーストラリアGPプラクティス
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。
次の 2 つのオプションがあります。
- サブスクライバーになります。
- 広告ブロッカーを無効にします。
購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします
広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード
お知らせの管理
登録