WEC Fuji
雨でも速いのか……アルピーヌが最速。トヨタ勢は8番手&14番手。アストンマーティ007号車クラッシュも迅速な修復で復活!|WEC富士6時間FP3
アルピーヌの36号車が、ウエットコンディションとなったWEC富士戦のFP3でトップタイムをマークした。トヨタ勢は7号車が8番手、8号車が14番手だった。
田中 健一
編集: 2026/09/26 1:55
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ALPINE ENDURANCE TEAM, Alpine A424
写真:: Motorsport.com / Japan
2026年のWEC第6戦富士6時間レースのフリー走行3回目が行なわれ、36号車アルピーヌがトップタイムを記録した。
今年のWEC富士2日目は、予報通り雨。しかし時折雨足がかなり強まったり、逆に一気に弱まったりと、予想が大変難しい天候だ。気温18度、路面温度20度、路面は完全にウエットというコンディションでセッションがスタートした。当然、各車ともウエットタイヤを履いてのコースインとなった。
まずトップタイムを記録したのは、ハリー・ティンクネルがドライブしたアストンマーティンの007号車。タイムは1分40秒830であった。初日に行なわれたFP2の最速タイムよりも、10秒以上遅いペースである。参考までにFP2最速だったアルピーヌ36号車は、1分29秒304を記録している。
なおコース上の水量は多く、各所で飛び出すマシンが散見された。
セッション開始から20分ほどが経過しようというところで、ターン10〜12は滑りやすくなっているという警告が出され、その後に赤旗中断となった。ターン10(ダンロップコーナー)で、アストンマーティン007号車が止まりきれず、LMGT3クラスのハート・オブ・レーシングの27号車アストンマーティンVANTAGE AMR LMGT3に追突し、デブリがコース上に散乱してしまったのだ、
クラス違いとはいえ、アストンマーティン勢の同士討ちという格好になった。
007号車はこの事故で、マシンの左側のサイドポンツーンやフロアを大破させてしまい、チームは急ピッチでの修復作業を強いられることになった。
7分ほどの中断を経てセッション再開。するとその直後、アストンマーティンの009号車が1分40秒723を記録してタイムシートのトップを更新。雨もセッション序盤よりは弱まり、路面コンディションが徐々にではあるものの改善傾向にあることが伺えた。
その後36号車アルピーヌもタイムを更新。ヴィクトー・マルタンスが予選想定アタックを行ない、1分40秒594とした。
残り10分というとことでフルコース・イエロー(FCY)が宣言される。ダンロップコーナー手前にデブリが落ちていたからだ。このデブリはフェラーリの51号車499Pから脱落したもので、コースマーシャルの手によって迅速に回収され、FCYもすぐに解除された。
セッション終盤には、途中クラッシュがあった007号車アストンマーティンもコースに復帰し、周回を重ねることができた。
結局36号車アルピーヌがこのFP3で首位。ドライコンディションの初日も速さを見せたが、ウエットコンディションの中でも強力だ。2番手3番手にはアストンマーティン勢が007号車、009号車の順で続いた。
初日ロングランペースの速さから、今回の優勝有力候補の一角と目されたBMW勢は、このFP3でも一発アタックでは鳴りをひそめ、15号車が9番手、20号車が12番手となった。また初日に「雨になった方がいいかも」との発言もあったトヨタ勢は、7号車が8番手、8号車が14番手でこのセッションを終えた。
LMGT3クラスは、レーシング・チーム・ターキー by TFの34号車コルベットZ06 LMGT3.Rで、1分51秒232であった。
この後予選は14時から。まずはLMGT3の予選とハイパーポールが行なわれ、その後14時40分からハイパーカークラスの予選とハイパーポールが予定されている。
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